毎朝、植木鉢の土にペッタリ張り付いて休んでいる蛙がいた。
日中はいなくなる。
朝、この蛙が植木鉢にいるのを見てから、畠に行っていた。
毎日のことなので、名前を付けることにした。
ペッタリ張り付いているから「ペタ」君。
月曜の朝、ペタ君は植木鉢の土の上にいなかった。
どこかに行っちゃったかな。
昨日(7/29)台風で雨が降ったから、潤っている野原にでも、虫狩りに行っちゃったか。
などと思ったのだが、念のため植木鉢の裏手を除き混んだら、蟻に集られたペタ君がいた。
生きていれば、虫が集ったりはしない。
(蛙は虫を食べる)
皮膚も乾き始めていた。
日曜(7/29)、台風対応の畠の養生でバタバタしていて、植木鉢を見に来なかった。
土曜日の朝のペタ君。
この写真を撮った後から、月曜の朝までに死んだのだろう。
蛙の寿命って、どのくらいなのだろう。
日中、虫を食べて、夜、植木鉢に戻って、鉢の上に飛び上がろうとして、その力なく、鉢の陰で息絶えたのかな。
毎朝、湿った植木鉢にいたのは、身体がしんどかったからかな?
日照りの3週間、湿った植木鉢は、ホスピスみたいな場所だったのかな。
ペタ君に土を被せて弔った。
今日、草刈りの後、道具を片付けていたら、水桶の縁に小さい蛙が乗った。
ペタ君の親族かも知れない。
