2月4日から連日の雪が降っていた。
夜雪が降って、日中は陽も覗くが、気温が上がらないままなので雪は殆ど解けない。
その繰り返しがこの数日続いていた。
特に山際の一日日の当たらない場所の雪は解けずにひたすら凍り付いて行くだけだ。
自動車が通って雪が圧縮された所は、スケートリンク並みになっている。
 
私の自動車は、当然、スタドレスタイヤにしている。
(今冬は昨年11月にはタイヤ交換していた。)
そうじゃないと、怖くて出かけられない。
水曜日(2/7)、野菜の直売に行こうと、野菜を愛車エブに積んで、いつもの道を走り出した。
陽の当たる側の山沿いの道を行く分には、
道が雪氷でジャクジャクしているなぁ。気をつけなきゃ~。
ぐらいで済んでいたのだけど、
川を渡って、陽の当たらない山際沿いの道に入った途端、エブのお尻(車体後ろ)が振れ出した。
ハンドルをほんの少し動かしても左右に車体が大きく振れる。
ゲッ。。。
左わきは太田川が流れている。
ガードレールはあるけど、もし、車体が滑ってガードレールを突き破ったら、太田川に突っ込む。
道は真っ白(と言うか、凍って水色)だ。
それが何百メートルも先までカーブとともに続いている。
ギアをセカンドに切り替えたものの、あまりにも滑りがひどいので、もっと速度を落とそうと、ブレーキを踏みかけたが、その途端、ハンドルのコントロールを失うほど、車体が川に向かって滑った。
まずい。。。
と、私、この時、案外冷静だった。
ブレーキから足を外し、セカンドにしていたギアをローにした。
ハンドルを細かく動かし、車体を道中央まで戻した。
そのままローギアでゆっくり前進。
陽が当たっていて雪が解けている所までたどり着いた。
まったくもって本当に、太田川に落っこちなくて良かった良かった。
エブちゃんありがとね。
 
教訓:雪道で滑ってもブレーキを踏んではならない。エンジンブレーキで乗り切るべし。

(この写真は↑夕方ジョグに出かけた時の道。
ランニングシューズって、走りやすいように平らな底面になっているから、これまた、凍結した道では滑る滑る。
ひょぇぇぇぇ~
とか喚きながら、走っているんだか、へっぴり腰で滑っているんだか分からないフォームで2kmぐらい行き、そこで諦めて引き返した。
 
教訓:凍結した道をランニングシューズで走ってはいけない。(トレランシューズとかなら、底が凸凹しているからいいかもな。)