年末、実家に帰り、母の指令により、本棚の私の本の整理をした。
破棄本は紐で括って資源回収に(いずれも30年物だ。ワインならともかく、紙が劣化した一般本ではブック・リサイクル店も引き取ってはくれない。)出した。
残す本、散々迷って迷って、結局、この3冊だけとなった。

この3冊は、手元に残す。持って帰る。
何れも、子供の時何度も読み返した本。
学生の時のノートもドッサリ出てきて面食らったが、それも全部紙資源としてリサイクルに出した。
私は今まで何をしてきたのだろうね?
学生時代も社外人になってからも、何を学ぼうとしてきたのだろうね?
残すか破棄するかを迷って積み上げた本とノートの山を見ながら苦笑。
「何も残さなくていい」と決めて、本とノートの山を紐で括った。
私は残すと決めたこの3冊を読んだ頃から、何も変わっていないのじゃなかろうか?