家の軒下に扉がある。

私がしゃがみ込んで、頭を下げないと潜れない(よつん這いにならないと潜れない)扉だ。
ちょっと「不思議の国のアリス」的、あちらの世界に行ける扉みたいだな、って見るたびに思う。
床下が収納庫となっているので、そのための扉なんだけどね。
ずっと床下倉庫は、ほったらかしてあったのだけど、今冬の厳寒に、ふと、床下って暖かいんじゃなかろうか?
と思い付いて、温度計で最高最低気温を計測してみたら、最低気温は外気がマイナス3℃の時も5℃を切っていなかった。
やったね。
凍らせたくない収穫物を置いておく大空間が床下にあったわけだ。
まずはサツマイモを段ボール詰めして、せっせと運んだ。
厳寒の霜の女王の国から逃れるための扉だね。