月一回、途上国の子供に手紙を書いている。
(手紙を書く相手は、NGOプラン・インターナショナル・ジャパンを通じて支援している子供)
私一人で書くこともあるが、大抵は何人かが集まって、「お手紙書き会」と称して四方山話をしながら手紙を書く。
11月のその「お手紙書き会」に山口県から手紙を書きにいらして下さった方がいた。
柔らかな話し方をする方で、笑うと目元がキラキラするようなお顔をされる。
ホンジュラスの子供の支援をしていて、その子に手紙を書きたくて、と参加してくださった。
その方が、お手紙を書きつつ、おしゃべりをしつつ、
「ちょっとPRさせて下さいね。」と言って取り出したのが、漬物。
↓
へ?
と、まじまじ眺めていると、、、、、
獺祭というお酒の酒粕を使って作った奈良漬。
この奈良漬けの元、酒粕は相応に漬物を作る漬物屋さんに入るのだけど、漬け込む瓜が足りない。
で、その瓜を私たちが作りましょう!、と動いたのが、引きこもりの子供たちを支援している、認定特定非営利活動法人支えてねットワークさん。
白瓜を何トンか作って納品したのだそうだ。
漬物用の瓜の大きさが決められていて、その丁度良い大きさの瓜をそろえるのに苦労したとも。
すごい。
と思った。
ふんわり、手紙を書きに来ました、って座った人が、ニコニコしながら奈良漬け出して、引きこもりの子供たちと瓜を作ってトン単位で納品しました。
って、ホンジュラスへの手紙を書きながら四方山話しをしてくれる。
普通ですごい、ってこういうことなのか、と思う。
世の中、色々あっても素敵だよね。
いただいた奈良漬け、ご飯と一緒に食べました。
最高でした。