10月14日15日、広島市まちづくり市民交流プラザにて開催された「まちづくり市民交流フェスタ」に参加。
途上国の子供(南米で暮らす女の子たち)の写真(プラン・インターナショナル・ジャパンよりお借りした)展示と、途上国の子供たちへ手紙を書く催しをさせていただいた。
雨だったり寒かったりで、来場された方は少なかったが、15名の方が、子供たちにメッセージを書いてくださった。
感謝。
空き時間は、私自身が支援している子供から来た手紙を読み直したり、その手紙への返事を書いたりしていた。
私が支援しているのは、タイ国の15歳になる女の子ナッちゃん(「ナッちゃん」は私が彼女につけたニックネーム)。
直近の彼女からの手紙を読み直していて、不意に泣けてきそうになった。
「今は雨期です。
(手紙が行ったり来たりするのに数か月かかる。
ナッちゃんが書いたのは多分3か月くらい前。)
雨期のお茶畑はとても綺麗。
(ナッちゃんの暮らしている村にはお茶畑が広がっている。)
私はあなたが送ってくれた梅の花の写真が好きです。
梅の花、美しくてとても素敵。
:
:」
そんな内容だ。
別に、どうこうという内容ではない。
それでも、なんだか、読んでいて、とてもとても貴重な温もりのようなものに触れることができているような気がしてきたのだ。
私が撮って送った、今冬の終わりに咲いた梅の花の写真を「美しい」と思ってくれて、そのナッちゃんの目に今写っているのは、雨に濡れた瑞々しいお茶畑なのだ。
あなたは、そこにいる。
私は、ここにいる。
あなたと私はつながっている。
手紙の紙一枚なのだけど、ナッちゃんの手に触れているような気がする。