雪が解けかけたので宇賀峡を走ることにした。
枝があちこちでボッキリと折れてる。
雪の重みで折れたのだろうな。
高山川の中の岩は、雪を被ったままだ。
この岩は私のお気に入り。
五角形でオニギリのように見える。
高山川を遡れば遡るほど空気が冷えてくる。上の枝から、解けかけた雪がさぁぁぁと落ちてきて、空は晴れているのにびしょ濡れになった。
寒いのは走りやすいが、濡れると動きが鈍くなる。
宇賀ダムから3km程入ったところで折り返した。
雪の山道は、水の音、風の音以外に、雪の落ちる音がする。
絶えず音がしているのに、雪の残る山は、空恐ろしく静かに感じる。