正月、実家に帰った時、父から託された巣箱が、今日届いた。
私の父は、定年後、紙管を使って、色々な物を作って楽しんでいる。
椅子やら、電気スタンドやら、テーブルやら。
その一つに、梟の巣箱がある。
実際に、雑木林に隣接している実家の裏手の庭の木に掛けたり、自然公園の森の中に掛けさせて貰ったりしている。
自然公園の方の巣箱は梟が営巣したそうだ。
フワフワの真っ白い梟の雛の写真を撮って送ってもらったことがある。
(梟の雛は可愛い。ものすごく可愛い。鳥の雛の中では最も可愛いのではないかと私は思っている。)
父はもう80代後半に入る。少々(と言うか、かなり)足元も危ない。
新年、実家裏庭の巣箱を掛け直したい。
と言うので、正月早々、梯子によじ登って梟巣箱を新しい巣箱に掛けなおした。
降ろした巣箱を直すと言う。
父はそれだけ言っただけだったのだが、ふと、私が、
引っ越し先の今の(広島の)家では、夏梟の鳴き声が夜の間中していた。それを掛けたら、梟が営巣するだろうか?
と聞いたら、
ものすごく嬉しそうな顔で、
する可能性は高いな。
と言う。
私は、その後、梟巣箱の掛け方レクチャーを父から受けた。
掛け方のマニュアルもあるから帰りの新幹線の中で読め。
と、マニュアルももらった。
そして今日、修理の終わった梟巣箱が届いた。
幼稚園児1人ぐらいなら入ることができそうな大きさがある。
この巣箱、掛けたら、この中から、フワフワの真っ白い梟の雛が育ち、巣立ってくれるのかな?
さて、梟営巣プロジェクト開始。