「まちづくり市民交流フェスタ」(11/19-20 広島市まちづくり市民交流プラザにて開催)に、途上国の子どもたちに手紙を書く催しで参加した。

ブースに来ていただいた方々で、途上国の子供たちと交流することに興味を持った方の何人かが手紙を書いて下さった。

手紙は書かないまでも、

何故こんなことをしているのか?

とか、

どういう支援の仕方をしているのか?

とか、

尋ねてくださる方もいた。

ありがたいことだ。来ていただいた方々に感謝している。

 

私は月に1回、支援しているタイ国の子供に手紙を書いている。

色々なことを書く。

日本の季節や行事のこと、私がしている仕事(農作)のこと、食べ物のこと、面白かったこと...

質問もよく書く。

どんなことが好きか?とか、友達とどんな遊びをしているのか?、とか、どんな暮らしをしているのか?、学校ではどんな勉強をしているのか?、とか。

 

今回のフェスタで、手紙を書いていただいた中で、あっと思った内容があった。

建築関係の仕事をしているという方の書いた手紙だ。

私は今でも建築の勉強をしている。

私の夢は人々にその人たちが心地よく暮らせる家を作ることだ。

というような内容だった。

その文章の後に、

「あなたも勉強を頑張ってね。

夢は必ずかなうから。」

 

私は、今自分のしていることを書いている。

私は、今その子がしていることを尋ねている。

それはそれで世間話を楽しくしている内容の手紙としては良いとは思うが...

 

その子の夢のためにしていることを尋ね、夢を実現するための心のこもった励ましの言葉って、多分、自分がワクワクしながら、こうなろう、そのためにはこうしよう、って思って毎日を過ごしていないと出てこないのではなかろうか?

 

私が手紙を書くタイ国の子供の将来の夢は、学校の先生になって子供たちに勉強を教えること(と手紙に書いてきてくれている)。

では、私の将来の夢は?

次の手紙までに書けるようになっていようと思う。