毎年、9月最初の日曜日に開催の八幡高原聖湖マラソンが私にとってのマラソンシーズンの開始日。

聖湖を2/3周するこのハーフコースがとても好きだ。

秋の林間、湖畔、湿原、稲穂の垂れる水田を行く、(急勾配ではないが)アップダウンが続くコース。

(私はフラットな道より、アップダウンが連続する道の方が好きなのだ。)

 

2年前、同じコースを1時間49分で走った。

今回は2時間7分かかった。

キロ当たり約50秒遅くなったことになる。

(昨年の同コースではキロ当たり約30秒遅くなっていた。)

 

2年分歳を取った、私の走るピークは2年前だったんだな。

次第次第に衰えていく。

これからは、現状維持ができれば良しとしなくては。

 

って感慨がどうしても湧かない。

2年前と同じか、それよりもう少し速く走れる。

って気持ちの方がずっと強い。

 

2年前の月間走行距離の半分か、それ以下しか月々走っていない。

それでは走力は下がって行くのが当然のことだ。

 

自己計測していた今回のラップを見て、思わず苦笑した。

14kmから先でペースが落ちて行っている。

平均するとキロ30秒程度の落ちだ。

「14km」

これ、私が今、日当たりで走る最長距離なのだ。

脚はちゃんと自分がどのぐらい走れるかを知っている。


歳は歳だ。

そこは考慮に入れないと「おバカ」だろうな。

その上で「自己記録更新」を目標にする。

これ、結構素敵なことかもしれない。

 

(それにしても、私は往生際が悪いな...)