引っ越し先の家の片付けを始めた。
何年も人の住んでいなかった家屋と庭、その周囲の畠なので、それなりに荒れている。
母屋の方は、昨年秋に大家さんが手を入れていて綺麗な状態なので、日常生活ならほぼ直ぐに始められる(食べる、寝る、お風呂に入る、トイレに行くとかね)。

超気合を入れなくてはならないのは、庭と母屋の隣の納屋と車庫の片付けだ。
それから草ぼうぼうの畠の「開墾」。

畠に出て収穫し、耕耘し、播種し、の仕事の間に納屋に行き、

ほへぇぇぇ~

とか声を出しながら少しづつ片づけている。
農家の納屋なんて立ち入るのは初めてだし、初めて立ち入った納屋が数年放置状態っていうのうも、何かのめぐりあわせなんだろう。

奥の袋から覗いているのは大家さんのお父様が焼いた炭。
めでたくもあたりが片付いたら、炭火でバーベキューパティ―でも開催するかなぁ。

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なんだかんだと色々ある。
農機具とか、漬物樽とか、どう使っていいのかよくは分からない器具とか...
大家さんは必要なら使っていいよ、とおっしゃって下さっている。
埃は被っているけど、私の目には宝物の山のように見える。

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私が猛烈に気に入っているのは、納屋と今お借りして耕作している畠の間に「梅」の木があること。
淡いピンク色の梅の花が今、満開。
梅の木の向うに見えるハウスで私はホウレン草だの小松菜だのを作っている。

↓手前が納屋、奥が私が耕作している畠。
umenoki

これから私は梅の木の下を通って畠に通うことになる。