先日、実にリアルな夢を見た。
「しわいマラソン」を途中でリタイアし、回収用マイクロバスに乗っている、って夢。

走り切れなかった...

と思いながらバスの窓の外を見ている、って所で目が覚めた。

あまりにリアルで、あまりに現実に起こりそうで、起きてから心落ち着かないこと甚だしい。
4月から、農作業に掛かりきりで、走っている時間が極端に少なくなっている。
LSDなんぞ、この2か月一度もしていないのではないかなぁ。

う~ん。
これは、ちゃぁんと走りなさいね、って、無意識からの警告だ。

と言うことで、朝の内の農作業が一段落して(本当は一段落はしていないんだが、したことにした)、早めのお昼を食べて、農地の西側に立つ「久地冠山」へトレランすることにした。

「久地冠山」573.0m

2時間で戻って来れば、午後の出荷準備作業は何とか夕方までにこなせるさ。

って、例の極楽蜻蛉発想でペットボトルの麦茶1本持って出発。

「久地冠山」は急登道だ、ってガイドにあったのだけど、確かに急な道の連続で、私の実力では走るどころではなかった。

ここは↓まだ緩い登りだったので、写真を取る余裕があった。
kuchikannmuriyama1

東面から登って、頂上近くの岩場は張ってあったロープでよじ登り、ほぼ予定通り1時間ぐらいで「久地冠山」頂上まで登り切った。

kuchikannmuriyama2

眺望よし。
この麓に農地がある。

kuchikannmuriya3

降りは宇賀ダムへ出る西面を行くことにする。
地図で見ると、西面方が早く降りれそうだ。
ってことは、急だ、ってこと。
しかも道が荒れていて、半分ほど降った所で、道を見失い最後の3分の1の降りは草漕ぎをすることになった。
3度転び、その内の1回は転び方が派手で擦り傷を作ってしまった。
まぁ頭とか打たなくてよかった。
里山の草漕ぎ中に頭打ってひっくり返っても、誰も助けには来てくれないもんね。

転ぶ、草漕ぎする、ほぼ垂直の斜面を木の幹を抱きかかえながら降りる、なんぞしていたものだから、予定より1時間余計に掛かって農地に戻る。
日が長くなっているから、取り敢えず明るいうちに、今日の出荷分を取りまとめることはできた。

多分、これから、何回か「久地冠山」には登ると思う。
何となく、この野冠の地を守ってくれている里山のような気がしているのだ。
(ただ、私の実力では「走る」には難易度高過ぎの里山ではあるな。)