せとうちアイランドトレイルを走った。

3/29 幸い天候穏やかな一日で、風は微風。海は澄んでいて穏やか。
山を登り、山を降り、の合間に臨む瀬戸内海。
ものすごい贅沢な眺めを、足を笑わせながら堪能できるコースだ。

完走しました。

「完走」ですよ。

ゴールラインを越えてタオルを渡してくださった大会スタッフの方に、思わず、

「私、完走したんですか?」

って、聞いてしまった。

2月のフルでリタイアしたものだから(しかもリタイアしたのが、今回のトレイルランと同じ県民の浜からスタートし、県民の浜をゴールにするって「とびしまマラソン」)、なぁんとなく不安で、阿保みたいな確認をしてしまった。

「せとうちアイランドトレイル」は今年、ゴールの県民の浜を横目で見ながら、そこから2km程、岬を回る新しいコースが加わり、さらに楽しく(さらにきつく)なっていた。

私が笑ってしまったのは、ゴール直前に浜辺に降りて、砂浜を何百メートルか走ったこと。
これ、きついよ。
21kmトレイル走ってきて、最後が砂浜ダッシュですよ。
もう走りにくくて走りにくくて、

ひよえぇぇぇ~

とか喚きながら夢中で走っての砂浜ゴール。

面白かった~♪


面白かったし楽しかったのだけど、いろいろ課題満載でもある走りをしていた。

スタート直後から1kmを過ぎるぐらいまで、肺に酸素がうまく入っていかないような感覚が続いていた。
これ、多分、準備運動としての呼吸器のストレッチが不足していたのだろうと思う。
スタート前に少しジョグでもしてアップしておくと違ったかもしれない。
そこまでしなくても、深呼吸を何回かしておけばよかったのだろうな。

もう一つの(以前からの)課題は、トレイルの降りのスピードアップ。
下り坂は怖くなくなって、かなりスピードを上げて走ることができるようになったのだけど、トレイルのような不整地の降りは、相変わらず怖がりながら降りている。
これを改善しないと、と今回改めて思った。

秋の可部連山トレイルまでに練習しよう。

暖かい数日が続いて、瀬戸内は花で溢れかえりそうな様相。

この花は何かな?
白く一面に咲いていた。


kamagari