9/14 しわいマラソン完走した。
3回リタイアしようと思った。
20kmくらいで左膝に痛みがきて、30kmくらいで左足と左の腰が利かなくなりだした。
もうだめかな?
内黒峠越えはできないかな?
登りはなんとかなっても、内黒の降りの衝撃をこの左は耐えきれなさそう…
内黒でギブアップかな?
などと気持ちをぐらぐらさせていたら、仲間のサポート、応援に来ていたのかな?「チームB」とTシャツに入った、沿道で応援の声をランナーに掛けていた方たちが、足がつっているなら、と薬を渡して下さった。
見も知らない私に?
と、ビックリしたものの、嬉しくて胸がキュンとしてしまった。
その薬を手に内黒峠まで上がり、峠のエイドで水をもらって飲み、行けるところまでは行こうと降りだしたものの、左を庇っているので、右の膝から下も痛みだしている。
行けても三段峡までだな。
と、リタイアの覚悟を決めた。
三段峡でリタイアなら、この降り、脚に無理をしてもらおう。
そこから先は、バスでゴールだ…
もう痛いとかは無視して、ジェットコースター降りをすることにした。
そうこうする内、多分、いただいた薬が効きだしたのだろう。
三段峡エイドまで来たら、脚の痛みが和らぎだしていた。
補給した後、応援で待っていてくれた家人に、
「どこまで行けるか分かんないけど、行ってきます。」
と、言ったら、家人の近くにいた方(知らない方だよ)
「大丈夫、あなたならゴールまで行ける!」
私は、誉められたり、励まされたりするとすぐその気になってしまう。
「はい♪」
数kmは、これなら最後まで大丈夫かな?
と思うほど楽に走れたものの、龍頭エイドの折り返しを過ぎる頃から、痛みが戻ってきた。
ここまで来たのだから、棚田は見たい。
今年は稲刈りが遅れていて、棚田に稲穂が残っていると聞いている。
稲穂の棚田を見よう。
でも...棚田降りは脚の痛みできっと出来ない。

美しかったのだ。
井仁の棚田。
あまりにも美しくて、リタイアできなくなった。
棚田の中、稲穂の中、脚をガクガクさせて降りながら感嘆していた。
その間は脚の痛みを感じていなかった。
残り20km。
そう言えば、この先、加計エイド手前で「しわいカエル」さんがランナーを応援してくれているはず。
カエルさんに会おう。
カエルさん、ちゃんと応援に立っていてくれて、両手でハイタッチ♪
何だか気が楽になった。
加計エイドでよしおのたい焼きを食べ、ヨタヨタ進みだしたら、沿道で応援の方、凍らせたパックのカルピスウォーターを渡して下さった。
これはありがたかった。
氷のうがわりに、左膝右膝交互に当てて冷して、楽になると、また前に進んだ。
温井ダムが目の前に現れたのが信じられなかった。
ゴールで出た言葉。
「しわかったです。」
そうそう。60km辺りで応援の方。
私の名前を毛筆で書いた紙を掲げて下さって、握手してくださった。
見も知らない私の名前を?
って思ったら、嬉しくて可笑しくて笑ってしまった。
ありがとうございます。
リタイアしようと思うたび、私を前へ進めてくれる何かが起きた。
本当はしわくはなかったんだろうな私。
Android携帯からの投稿
3回リタイアしようと思った。
20kmくらいで左膝に痛みがきて、30kmくらいで左足と左の腰が利かなくなりだした。
もうだめかな?
内黒峠越えはできないかな?
登りはなんとかなっても、内黒の降りの衝撃をこの左は耐えきれなさそう…
内黒でギブアップかな?
などと気持ちをぐらぐらさせていたら、仲間のサポート、応援に来ていたのかな?「チームB」とTシャツに入った、沿道で応援の声をランナーに掛けていた方たちが、足がつっているなら、と薬を渡して下さった。
見も知らない私に?
と、ビックリしたものの、嬉しくて胸がキュンとしてしまった。
その薬を手に内黒峠まで上がり、峠のエイドで水をもらって飲み、行けるところまでは行こうと降りだしたものの、左を庇っているので、右の膝から下も痛みだしている。
行けても三段峡までだな。
と、リタイアの覚悟を決めた。
三段峡でリタイアなら、この降り、脚に無理をしてもらおう。
そこから先は、バスでゴールだ…
もう痛いとかは無視して、ジェットコースター降りをすることにした。
そうこうする内、多分、いただいた薬が効きだしたのだろう。
三段峡エイドまで来たら、脚の痛みが和らぎだしていた。
補給した後、応援で待っていてくれた家人に、
「どこまで行けるか分かんないけど、行ってきます。」
と、言ったら、家人の近くにいた方(知らない方だよ)
「大丈夫、あなたならゴールまで行ける!」
私は、誉められたり、励まされたりするとすぐその気になってしまう。
「はい♪」
数kmは、これなら最後まで大丈夫かな?
と思うほど楽に走れたものの、龍頭エイドの折り返しを過ぎる頃から、痛みが戻ってきた。
ここまで来たのだから、棚田は見たい。
今年は稲刈りが遅れていて、棚田に稲穂が残っていると聞いている。
稲穂の棚田を見よう。
でも...棚田降りは脚の痛みできっと出来ない。

美しかったのだ。
井仁の棚田。
あまりにも美しくて、リタイアできなくなった。
棚田の中、稲穂の中、脚をガクガクさせて降りながら感嘆していた。
その間は脚の痛みを感じていなかった。
残り20km。
そう言えば、この先、加計エイド手前で「しわいカエル」さんがランナーを応援してくれているはず。
カエルさんに会おう。
カエルさん、ちゃんと応援に立っていてくれて、両手でハイタッチ♪
何だか気が楽になった。
加計エイドでよしおのたい焼きを食べ、ヨタヨタ進みだしたら、沿道で応援の方、凍らせたパックのカルピスウォーターを渡して下さった。
これはありがたかった。
氷のうがわりに、左膝右膝交互に当てて冷して、楽になると、また前に進んだ。
温井ダムが目の前に現れたのが信じられなかった。
ゴールで出た言葉。
「しわかったです。」
そうそう。60km辺りで応援の方。
私の名前を毛筆で書いた紙を掲げて下さって、握手してくださった。
見も知らない私の名前を?
って思ったら、嬉しくて可笑しくて笑ってしまった。
ありがとうございます。
リタイアしようと思うたび、私を前へ進めてくれる何かが起きた。
本当はしわくはなかったんだろうな私。
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