8月、色々な方から、安否確認の電話、手紙、メールをいただいた。

私の住む地区は豪雨災害の直接の影響がなく、生活に支障がなかったため、自分が「大丈夫」だという連絡は、特にせずにいたのだが...

しなかったことを、申し訳なく思っている。

電話で安否を尋ねて下さった方には、

「あ~大丈夫です。何ともありません。」

などと、間の抜けた応答をしてしまったし...


遅ればせながら、昨日までに、安否を尋ねてくださった方々へ、私たちが、無事で、元気で、いつも通り支障なく暮らしている旨の手紙をポストに入れ終えた。



そうなのだ。

何か起こってしまってからでは遅いのだ。

私が動けなくなってからでは遅いのだ。

私が何事もなく生きていることを、何事もなく生きている内に伝え、その相手も、何事もなく生きていることを教えてもらう。

それは、私が何事もなく過ごしている時にしかできない。

と今回思った。



今まで私に関ってくださった方々に、会える内に会っておく。
会えないなら、時々、電話する、メールする、手紙を書く。


ただ、

「お元気ですか? 私は元気です。」

だけでいい。


お互いが、無事で、元気で、いつも通り暮らしている。

それを知ることができるだけで、自分の世界が穏やかで楽になるように思う。