6/7午後

LSDに出かける時刻としては、ちょっと遅くなったので、負荷のかかる坂道走をしようと、権現山の登り坂道をテクテク走る。

準備体操を十分にしないで走り出したので、最初の1kmは妙にきつかったのだが、その内、呼吸と脚のリズムが合ってきた。

3か月後にはアップダウン連続の「しわいマラソン」を走るんだなぁ~

などとボンヤリ思い、手元のラップを確認して苦笑。

遅い!

これでは、「しわいサブ10」どころか、制限時間内に完走できるのかい?!、ってスピードだ。

権現山の登りは、おおよそ3km続く。
でもさ、「しわいマラソン」の登りは、10km以上続くからねぇ...
それが複数回連続しているってコースだからねぇ...

私、大丈夫だろうか?

これから、「しわい」当日までは、最大級の楽しみと、一抹(どころじゃぁないんだけど)の不安を抱えて、走りこむ日々になる。

なぁんて、しょうもないことをブツブツと反芻して思いながら、権現山展望所まで上がって、宇品の方を眺める。


20140607


海の方だけ日が差している。

頭上は雨雲だ。

汗も、なんだが、それ以外の水滴も、身体にポツリと落ちてきた。

天気予報では降らないはずなんだが...

洗濯物、干しっぱなしで来た。
雨粒大きい。
風もある。

洗濯物、せっかく乾いている状態なのだ。
濡らしたくないぞ。

「しわい」とかじゃなく、すっ飛んで走り降る。

雨粒の落ちる先端との競争だ。

多分、雨雲が移動する時速と、私の走る時速が、ほぼ拮抗していたのだと思う。

ポツンポツンと道路を雨粒が濡らす、雨雲の先端と一緒に山を下る。

ざぁぁぁぁぁぁ~

と降り出す前に帰宅。

洗濯物、取り込んでしばらくしたら、土砂降りになった。


う~ん?
これって、ゴール前に気が抜けてスピードが落ちる私の悪癖改善に使えるテクニックなんじゃ?

ゴール向うに、雨に濡れそうな洗濯物を配置しておく大会、なぁんて、ないだろうけどね。