可部連山トレイルランを走り明けの今日、自分の時計でしていたラップ計測値を確認してみた。

走ったのが山の中なので、正確な計測ではないけれど、自分の走りの傾向は分かる。

まずは標高グラフを見て苦笑した。

堂床山を登り始めたところから(グラフの目盛の取り方の影響もあるけど)ほぼ垂直。

この標高グラフだけ見ていると、私は垂直の崖をえっちらおっちら登ったような感じだ。
堂床山からの降りも激急だ。

そして、そこから先はアップダウンはあるものの、苦笑する程の高低差ではなかったんだ、
というのに考え込んだ。

堂床山を過ぎてからも、延々ときつい登りが続いたような感覚が残っている。

私の身体感覚がそうだった、ってことだ。

私の走りの計測値では、堂床山の登りに匹敵する程、時間がかかっているのが、可部冠山の登り。

高低差よりも、細かなアップダウンの連続だった(と標高グラフから分かる)。

堂床山の登り降りで脚を使い、その影響が後半出てきたこと。
延々と続く登りや降りよりも、アップダウンを繰り返す方が(私には)きつく感じる。もしくは、そういうコースを上手く走れないでいる。

と言うことかな、と思う。

林道に出てからはスピードに乗って走っているので、そこは良いとして、最後の半キロでスピードが落ちている。
ゴール直前は登り坂だったからな、とは思うが、私の癖「ゴールが見えると気が抜けてスピードが落ちる」が出てしまったようだ。

前回よりも○なのは、前日のトレランセミナーで教えてもらった登り方、降り方をしてみる努力をしたところ(マスターできている状態ではないので、真似事の範囲だけど)、とても楽だった、ってこと。

特に降りは、腰をツイストして細かくステップを取ると、急な斜面でも、そこそこのスピードで降りて行ける。
上手くステップできた時は、猛烈に楽しくて楽しくてしかたなかった。
これはもっと練習しなきゃ。

総評:
激登り激降りを練習するより、細かなアップダウンが連続するトレイルで練習をする方が、私にはよさそうだ。
後は、ゴールラインを越えるまでは気を抜かない精神鍛錬かな。
(って、そういう精神鍛錬って、どうすりゃいいのかいな?)

ということで、また来年も、このトレイルを走ろう。