午後、権現山展望所から西斜面を周回できるコースを走った。

権現山展望所までは、例によってテクテク走り、その後、トレラン周回コース(って私が勝手にそう思っているだけで、本来的には「林間遊歩道」って位置づけなんだろうけど)に入った。

1週目はおおよそ5分ぐらいで走った。

どうやら250-260mの周回距離のようだ。

最初にこのコースを歩いてみた時は、500mぐらいある、と感じたのだけど、その半分の距離だった。

最初の時は、あまり体調がよくなかったから、長く感じたのかもね。

つらい時や、苦しい時って、時間や距離が、やたらと長く感じるもの。

きっと、苦しい状態の時は、時間や距離は長くなるのだと思う。

時計やメジャーで測る数字とは別の目盛りを、人はそれぞれ持っているのじゃないだろうか?

苦しい日が長く続くと、やたらと歳をとってしまったように感じるのは、感じているだけじゃなくて、本当に自分にとって、時間や距離が増えてしまって、自分の生きている時間をその分使い込んでしまっているからのように思う。

今日の私は、「つらく」はなかったんだろう。

2周回目は5分を切り、3-5周回は少しづつ速くなっていった。

3周回目で見つけた葉っぱ。
白い筋模様がきれいなので立ち止まって撮った。↓

happa

不思議なんだけど、4-5周回の時、同じコースなのに、この葉っぱを見つけれられなかった。
見落としただけなのだろうけど、もしかすると、3周目だけ生えていた葉っぱ、なんだろうかな?

不思議と言えば、5周回してそろそろ帰ろうかと、コースを出て、権現山の下り坂を走り降りて行ったら、私の後ろから、何かを引きずるような、何かが付いてくるような音がする。

蔦でも足に引っかけているのかと何度か振り返ったのだけど、足になにかが引っかかっている様子もない。

走り出すと、また、シャシュシャシュ、と音がする。

どうやら、道路上の葉っぱが、私が走ることで舞い上がって、私の走り終わった後に舞い落ちる音だったようだ。
葉っぱの落ちていない道路まで降りたら、音はしなくなった。

って、合理的な解釈はしているのだけど、もしかすると、山の「チビ」ちゃんが、面白がって付いて来ていたのかもしてない。
(往路、権現山を上がって行く途中、イタチがこっちを見ているのに出くわしたんだよね。
あの子が、影法師みたいに付いて来ていたのかな?
とか、「日本昔話」の一節みたいなことを想像してしまった。)

山道、相変わらず足元のバランス確保が課題。

これ、6月1日 可部連山トレイル での課題でもある。