4/7からスローライフ農業研修が始まった。

昼休憩以外は野外で過ごしている。
そのこと自体は、当たり前だし、どうとも思わないのだけど、覚えることがとてつもなく多い。

野外なので、机に座ってじっくりノートを取る。
なぁんてことができないので、メモ帳にキーワードだけ書いて、後でそれを見ながら、自分のやったことを思い出し思い出し、ノートを作っている。

なにしろ、極基本的な言葉すらわからないのだ。

「せ」と言われて、それが「畝(うね)」のことだ。
とか、
「じょれん」「れいき」
が農作業をする道具なのだ、
とか、
でもって、それぞれを、どのように扱うのか、
とか、

むろん、作物の名前も。

キュウリ

じゃ駄目で、今の時期に種を蒔くのはキュウリの「○○○」で、次は「△△△」で、

って品種名で覚えて行くことになる。

その品種それぞれは、どの病害虫に弱くて強くて、寒さ暑さにはどんな対応が必要で。
という特徴も把握して。

って、まぁ、育てるのがキュウリだけじゃないから、それが、トマト、カボチャ、菊、キャベツ、ネギ、ジャガイモ...

肥料も「肥料」ってもんがある訳じゃない。
窒素やらリン酸やらの成分の割合を見ながら、この畑の広さなら、何キロ必要、って計算して。

天候にも注意深くならないと。
週末雨天の予報だから、今日中に畝立てをして、寒くなりそうだから、植えた種のポットに新聞紙掛けて...

畑見て回って、虫が付いていないか、葉の色が変になっていて病気が出始めていないか、もウロウロと観察して覚えて。
(葉の色が変わっていても、それが病気なのか、放っておいてもいい変化なのか、とっさにはわからないので、先生に一つ一つ聞いている。)

今のところ、まだ考慮の外に置いているが、これから、そのそれぞれの経費計算もしていくことになる。
(農機具って、小さくても高額なのね~)

わぉ!

すげぇ~

農業って、ありとあらゆる事象知識知恵を駆使する業なのね。
プラス体力も駆使。

今のところ、目くるめく日々なのだ。

少しづつ私の脳味噌が適応し、落ち着いて行ってくれるといいのだけどね。

それはもう少し先になるだろうなぁ。