昨年の秋、いらないストッキングに詰め込み段ボールで冬眠させておいた落ち葉。

時たま水を掛けて、上下をひっくり返すぐらいはやっていたのだけど、今まで放ったらかしだった。

さてさて、どうなっているのかいな?

と開けてみることにした。

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ストッキングを取った落ち葉を段ボールに出してみると、

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半分ぐらいは落ち葉の色、形がほぼそのままなのだけど、後半分ぐらいは、黒く変色して触るとモロモロっと柔らかく砕ける感じだ。
いやな匂いはしない。
雑木林の土の匂いに近い。
ゴソゴソ落ち葉をかき回していたら、何かの種から発芽している白い根と双葉も交じっていた。
どうやら、変な状態になってはいないようだ。

まぁいいんでないかね?

ということで、さてこれからどうするか?

ベランダのコンテナにいれて、野菜か花を育てるのに使うつもりなのだけど、まだ半分は、ほぼ落ち葉のまんま状態なもんだから、もう少し「熟成」(って言うのだろうか?)させてみることにした。

お手本は雑木林。

空にした段ボール箱にビニール袋をひいて、

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何も植わっていない植木鉢の土を底に敷いて、

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その上に落ち葉を敷いて、

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また土をその上に敷いて、

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を繰り返して、土と落ち葉のサンドイッチを作った。
(林の中の地面って、きっとこんな感じになっているよね)

林の地面と違ってしまったのは、一番上に土をかぶせたこと。
本当は落ち葉を敷き詰めた方がよかったのかな?
その方が林の地面により近かったんじゃなかろうか。

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取りあえずこれで、またしばらくは放っておくことにする。

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この落ち葉の中に、小笠原でもらった、ブーゲンビリアのレイ(乾燥してしまっていたやつ)の花も混ぜた。
レイをもらったとき、レイを私に掛けてくださったおば様(って言っても私と同じくらいの歳だったと思うけど)に、
「枯れたら土に戻してやってくださいね。」
って言われたのだ。
「はい。」
って私応えたんだよね。
約束、守れたかな。