このところ、ツール・ド・フランスを夜な夜な見ている。

昨日のステージを見ていて、

あ~そうなんだ。

と、得心したことがある。

「自転車は、踏むんじゃない。廻すんだ。」

と言われたことがあったのだが、それって、どういうこと?と、ずっと分かっていなかった。

昨日のステージで、比較的平坦区間の各選手の足元を見ていて、確かに踏んでいない。廻している。
ペダルと足裏が一体になって、円を描いて廻っている。

多分、この動きは、足首が柔らかく動くことと、腰と脚のジョイントが、滑らかに円運動をしていることが合わさっていて出来る。

これって、走ることにも言えそうだよね。
って感じた。

走る時、足で地面を叩くのではなく、足で地面を押すことができるようになろうとしている。
推進力を下にではなく、進行方向へ向けるためには、そうする必要があると思う。

これって、地面に対して、脚を廻している状態なんじゃなかろうか?
足首を柔らかく動かせて、腰と脚のジョイントが滑らかな回転運動を続けることが出来るようになれば、もうちょい、楽に速く走れるようになるかもしれない。

本日(7/14)夜はNHK「ミラクル・ボディー」観。
ボルト選手の走る姿に惚れ惚れ。

障害を持ち、アンバランスな走りをしていながら、と言うより、それだからこそ、世界最速を達成したボルト選手は素敵だ。