土曜日(6/9)、博多まで行きヤフードームでリレーマラソンをして来た。
リレー、と言っても1人リレー。
受付でリレー用の襷をもらったものの、ふん?これ私、ずぅとしている訳よね。
これ渡す相棒いないんだよな。
と苦笑。
ヤフードームのアリーナをスタート・ゴールにして、ヤフードーム周囲に設定されているコース1周 3kmを14周(1周目だけ195m余分に走る)する。
リレーマラソンである。ってことで、私の誤算(というか考えの足りなさか?)は、
2人以上のリレーチームなら、交代時に補給(カロリーのね)可能なのだが、1人ではずぅ~と1人で走る続けているから、補給は走りながらしなければならないってこと。
コース上に給水エイドはあるのだけど、補給食エイドなく、ポケットにキャンディの1つ2つ入れときゃよかった、と臍を噛んだ。
30km過ぎからの、軽い貧血はおそらく低血糖状態になり始めていたからだろうなぁ。
それより何より、面白かったのは、身体がしんどくなりだしてからの自分の意識が「リレー」になったってこと。
10週目30.195kmで、もう止めよう、って本気で思っていた。
貧血しだしていたし、蒸し暑いからか気分が悪く、水分をとってもとっても喉がカラカラ。。。。。
スピードはどんどん落ちて、歩いている速度(ジョグより悪い)。
足が上がらないから、チョコマカとした走りしか出来ない。
情けないまま走るよりは、潔くここでリタイアーしよう。。。
って思ったのだけど。
10周目を走りながら、
あぁ後4人の私が、リレーゾーンでこの襷を待っているのかぁ。
せめて、今の私は次の私に襷を渡そう。
11周目、後3人の私が待っている。
12周目、後2人の私。
13周目、アンカーの私が待っている。
14週目、13人の私が渡してくれた襷を制限時間内にゴールさせよう。
駅伝の選手が制限時間内に襷リレーを出来ない時、思わず号泣きする気持ちが何となく分かった。
制限時間ギリギリの4時間50分でゴール。
2Lのお茶を飲み、お弁当を買って食べ、ソフトクリームを舐め、広島に帰還。
走りとしては、情けなくも不満足ながら、面白い心理体験ではあった。
後、
走るならポケットには補給食。
が、今回の教訓かな。