I wasn't strong enough to let you win.
グッとくる、って言葉ではない。
でも、常に気にしていたい言葉ではある。
よく思う。
弱いから道を譲るのではない。
強いから、道を譲ることができるのだ。
道を譲っても私は大丈夫、と思えるから、道を譲ることができる。
私より速く走る人はいくらでもいる。
私より遠くまで走って行ける人もいくらでもいる。
その人たちに道を譲っても、それだからって、私が駄目だ、ってことにはならない、って信じている。
より遠くまで、より速く、より楽に走って行きたい。
でも多分それは、誰かを追い抜かすためでもないし、何かに勝ためでもない。
だから、私は走ることが好きなのだと思う。