10日、朝走っていて、ギャオォォォと思わず叫び声を上げた。
安川沿いの土手の草道を、いい感じで走っていたら、(生きている)「蛇」を踏みそうになったのだ。


夏なら、蛇の類がノロリンと出てくることも想定しているから、「長い紐状の物体」が前方に見えれば、それなりの警戒をして速度を落とすが、時は「2月」である。
蛇、蛙、蜥蜴、熊は冬眠していると信じている。


直前で気が付いて、跳ね飛んで踏むことは回避したけど、いやぁ、ビックリした。
心拍数も一気に跳ね上がった。
多分、200mダッシュを5セットしたぐらいは上がってしまっていたと思う。
そこから500mぐらいは、
「なんだって今時、この寒空に出てくるのよぉ?」
「啓蟄はまだ先じゃろうがぁ~」
などと、ブツブツ言いながら心拍数を元に戻していった。


落ち着いてから心配にもなった。
蛇、ノタァ~と道に横たわっていて動こうとしていなかったが、寒くて動けなかったのだろう。
温血動物の私が「さみぃぃぃ~」と感じているのだ。
爬虫類が動ける気温じゃない。


しかし、何故、この2月の寒さに身をさらすことになったのだろう?
冬眠中、悪夢でも見て跳び起き、怖さのあまり外に飛び出してしまったのだろうか?


日が高くなって、身体が温まったら動いて、安全に春まで眠っていられるところに退避してくれていればいいのだけどな。