7月に入って、一番安定して、(気分よく)黙々と走ることができた日となった。


スピードを出して走ると、途中でへばることは確実そうだったので、絶対に8.5/kは超えるまい、と走り始めた。

3kmぐらいから、身体が走ることに慣れだすと、スピードを上げたくなってくる。
「いい感じだ。今日は走れる!」
って、脚と肺が感じるんだよね。
走っていることが嬉しくて仕方なくなる状態、とでもいうのだろうか。
ここで加速して、速度を次の段階に上げればビルドアップ走になるのだけど、今日はLSD。
速度を上げたら、LSDにはならないし、第一、この暑さでは、これからの2時間の旅路、私の身体はもたない。


7km過ぎると、8.5/kが馴染んでくる。
後はただただ、汗を拭いながら脚を前へ出すだけ。
20分毎に給水。(この時期、20分~25分毎に2口ぐらいづつ給水するのが、私には一番いいように思う。)


20kmを過ぎる頃、脚が機械的に前へ出る状態になる。
この状態になるのは久しぶりだ。
こうなると、ずっとずっと走っていることができそうな気分になる。
この、
「黙々と一定ペースで走る。」
っていうのが、ものすごく好きだ。


18時、タイムアップで走り終える。
多分、1kgぐらい汗をかいた。


2時間38分 23km