今までずっと、独りで走ってきた。
途中で走れなくなっても自己責任。
トボトボ歩くなり、棄権するなりすればいい。
という一種の気楽さがあったのだけど、今回の宮トラはリレー。
私が碌でもない走り方をしたら、私に先行したスイム、バイクの成果が減じてしまう。
って状況で初めて走った。
まぁ、私の場合、走り始めちゃうと、走ることに夢中になってしまって、他のことはあまり頭に上らないので、走っている最中は「プレッシャー」とかは、さほど感じていなかったように思う(やっぱ私は「極楽蜻蛉」なんだろうね)。
ただ、リレーって、ただ単に走る、というのとは少し違うな。
とは感じた。
ゴール手前で、スイムのYさんとバイクのKさんが待っていて、ゴールまで一緒に走ってくれた時、ドキマギした、と言うのか、今までゴールした時に感じていた「ホッとするような嬉しさ」とは違う「嬉しい」っていう感覚、と言うのか、
「私は走っていたのじゃなくて、走らせてもらっていたんだ。」
って気持ちがしたのだ。
仲間で走る。
これは貴重な経験をしたと思う。