「妻家房」で『水キムチ』を習ってみた☆ | ぐるぐる☆ハングル

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食いしん坊なので、韓国での食い倒れが大好き☆
K-POP聞いたり、ハングル検定を受けたりもしています。

 

 

本日から4月です!

折角桜が少し咲き始めたのに、まさかの雪or雨予報(泣)。

今日はApinkのイベントに参加するため、豊洲に行って来ま~す☆

 

2017年3月4日は、2016年度下半期の最後の「妻家房 四谷本店」でのキムチ教室でした。

前回は2017年2月4日だったので、ちょうど一ヶ月ぶりです。

 

「妻家房 四谷本店」は、地下鉄丸の内線四谷三丁目駅からすぐのところにあります。
 

「妻家房」の様子はこちら。
キムチ・食材販売ゾーン → ◎◎◎
キムチ博物館ゾーン → ◎◎◎

 


この日のメニューは、キムチが「水キムチ」で、韓国料理が「チーズ海鮮チヂミ」です。 

 

先生はこの日の朝、キムチ教室のために韓国から帰国したとのことで、ちょっと風邪気味でした。
参加者が少なめでしたが、お父さんとお料理好きの男の子のお子さん親子が参加していて、他の参加者の方々から大人気(笑)。

 


【水キムチ】

材料は全て卓上にセットされています。

水キムチとは日本的な言い方で、韓国ではナバクキムチというとのこと。
ナバクとは同じ大きさに切り揃えることで、材料全てを同じ大きさに切ります。
一番簡単なキムチですが、作り方はいろいろあるそうです。

 

水キムチは具よりも水分のところを楽しむもの。
なので、いいお水を使います。

 

この日使ったのは済州島のお水でした。
 
「妻家房」で使われる野菜はいつもとても立派です。

この日の水キムチのメインの野菜は白菜と大根です。

 

キムチなので野菜は必ず塩漬けにします。
白菜よりダイコンの方が塩漬けに時間がかかるので、まずはダイコンから準備しました。

 

端を切り落として形を整え、3センチ角、厚さ5ミリに切ります。
家で食べる場合には端っこも切って入れちゃいます。

 

こちらがお塩です。
「妻家房」では岩塩を使うので、粒がとても大きいです。
レシピで大さじ幾つ、と書かれている時は、すり切りしないとのこと。

溶けにくいので、野菜は洗ってぬれた状態で塩をふります。

 

切った大根を大きなボウルに入れて塩をふり、全体的に混ぜ合わせ、重しは不要ですが、上から軽く押して、30分から40分塩漬けにします。
時々上下を返します。

 

次は白菜です。
緑色の部分はあまり使いませんが、黄色い葉は使います。
緑色の葉よりも甘味があるとのこと。

 

ダイコンと同じ大きさに切り揃え、厚みがあったら薄切りにします。

 

ダイコンの入ったボウルに白菜を入れ、、、

 

さらに塩をふり、水を上からふりかけます。
水キムチの場合は、白菜はあまり塩漬けせず、しんなりさせすぎないようにするとのこと。
10分から15分経ったら上下を返し、さらに15分置きます。
全体で30分から40分です。

 

万能ネギはよく洗って2、3センチの長さに切ります。
これもダイコンの大きさに揃えます。

 

セリは色が変わってしまうので、葉は使いません。
取って別に利用します。

 

こちらもダイコンと同じく3センチぐらいに切ります。

 

茎が太い場合には半分に割ります。

 

生の唐辛子を使いますが、日本では手に入りにくいので鷹の爪や赤ピーマンでもいいそうです。
ただし、鷹の爪はかなり辛くなるのでご注意!
この生唐辛子は辛くなくて、むしろ甘味があるとのこと。

丸のまま種を抜くために、ヘタを切り落とし、手のひらでしっかり揉みます。

 

そして下に向けてトントンすると、中の種が落ちてきます。
種をしっかり取り除かないと、水の部分がキレイに見えないとのこと。

 

ちょっと厚めの輪切りにします。

 

野菜の準備はこれで出来上がり。

 

白菜もだいぶ水が出て来ました。

 

大きなボールにお好みの量の水を入れ、唐辛子粉で色を付けます。
こんな感じの袋に、、、

 

唐辛子粉を入れます。

 

水に粉が入ってしまうとキレイではないので、こうやって色だけ移します。

 

そんなに真っ赤っかにしなくてもいいそうです。

 

とっても鮮やかな色になりました。

 

ちなみに、実習の時は先生が全員分を作ってくれました。
こうやって透かしてみると赤ではなくオレンジ色に見えます。

 

ニンニクとショウガは千切りにします。

 

色を付けた水にニンニク・ショウガ・砂糖・塩を入れて混ぜ合わせます。
野菜にも塩がついているので、薄めにします。

 

切った野菜を加え、、、

 

さらに塩漬けした野菜を入れます。
野菜は洗わず、そのまま投入するとのこと。

 

すぐに食べる時は、なんと!! サイダーを入れます。
この場合は砂糖を少し控えると良いとのこと。
サイダーを入れるときはお酢を入れるとサッパリしていいそうです。

 

こちらで出来上がります。
白・赤・緑と、彩りがキレイ。

 

味見をすると、確かにサイダーの味わいですが、しょっぱい味付けになっている!
ほんのりとした甘味に少し辛さがありました。

 

キムチ壺に入れて完成です。
タッパーに入れても大丈夫です。
冷蔵庫に入れて3週間経つと食べ頃で、酸味が好きなら1ヶ月後がいいとのこと。
韓国人は酸味が好きなのでもっと長く置いているそうです。

 

 

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妻家房 四谷本店 (さいかぼう)
〒160-0004 
東京都新宿区四谷3丁目10番25号 永明ビル
電話 03-3354-0100
営業時間 11:30~23:00
定休日 なし
地下鉄丸の内線四谷三丁目駅から徒歩1分

 

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