2022年11月、母(実母)に乳がんステージ1が見つかる。
トリプルネガティブという、乳がんの中でも悪性度が高いものだ。
実は母は15年前に子宮体がんをやっているが、そちらは完治しているので、そのがんとはべつのもの。
トリプルネガティブは、抗がん剤から治療をするのがスタンダード。
というわけで、3か月4回×2種類の抗がん剤点滴治療をすることに。
母の抗がん剤の副作用は、脱毛(これは抗がん剤治療の人はほぼ100%なる)、味覚が鋭利になる、だった。
幸いなことに、吐き気は全くなかった。
ただ、味覚が鋭利になって、食べ物が不味く感じであまり食事がとれず、また、抗がん剤点滴後の退院後2週間はほぼ寝たきり状態だった。
私は重度のうつ病だったのだが、とある方法に出会って、うつ病が少しずつ改善していき、なんとか、抗がん剤治療を終えた。
手術は部分切除。
手術後の1か月後から、がんができたほうの乳房に放射線を当たるのを、週5回×5週。
12月に、静脈ポートを取る手術。
約1年の乳がん闘病生活が終わった。