食中毒予防注意報!クマ笹エキスが食中毒菌を防ぐ!! | ダイエット、妊活、漢方相談 石川県白山市の薬剤師・直田のブログ

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石川県白山市(旧鶴来町)で創業80年を迎えた直海屋の代表・薬剤師を務める5児の父・直田弥丈のブログ。
「自分の健康や美容は自分でつくる」をモットーに、皆さんにとって役立つ健康情報を発信しています。

こんにちは。育児真っ最中の子宝カウンセラー
ダイエットカウンセラー・認定薬剤師の直田弥丈です。


連日の真夏日、いかがお過ごしでしょうか?
さて、気温と湿度が高い夏場に増えるのが、細菌による食中毒です。
食中毒は10万~100万個の細菌が体内に入ることで起こりますが、細菌の増加は必ずしも見た目やニオイでは判断できず、また少ない細菌数でも食中毒を引き起こす細菌もいるため、食材の管理や調理法に細心の注意を払う必要があります。

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食中毒を引き起こすのは、主に次のような細菌です。
カンピロバクター…主に鶏肉や飲料水、生野菜などを通じて感染
感染力が強く、少ない細菌数でも中毒症状を引き起こす。主な症状は、発熱、腹痛、下痢で、まれに手足の麻痺や呼吸困難を伴う、ギランバレー症候群という病気を発症する。
病原性大腸菌…汚染された食品や飲料水、生肉などから感染
中でも腸管出血性大腸菌であるO(オー)157は強い感染力があり、重い症状を引き起こす。
サルモネラ菌…主に卵や鶏肉から感染
黄色ブドウ球菌…人の皮膚などに住んでいる菌で、手から感染
切り傷のある手で握ったおにぎりなどから感染することがある。
ウェルシュ菌…
大量に調理された食品から感染
熱に強く、酸素に弱い菌です。
腸炎ビブリオ…魚介類から感染

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○楽しいバーベーキューで食中毒を防ぐために
細菌の多くは加熱すれば死滅しますが、生焼けなどで感染する事例が絶えません。中でも夏場に人気のバーベキューは、普段料理をしない人が担当したり、いつもとは違う器具で料理したりするため、注意が必要です。
消費者庁が昨年7月、インターネットを通じて2000人にアンケートしたところ、バーベキューの際
に、生肉をつかむトングと、焼けた肉を取る箸を使い分けている人は56%、まな板や包丁を使い分けたり、切る順番を調整したりしている人は32%にとどまりました。
一方、生野菜や浅漬けが原因で、O157などによる食中毒が発生することもあります。厚生労働省生活衛生・食品安全部監視安全課は「浅漬けはほかの漬物に比べ、塩分が少なく、細菌の繁殖を抑える効果も低い」と指摘します。国立感染症研究所細菌第一部長の大西真さんは、「家庭でも、生野菜や調理器具の洗浄や殺菌をしっかり行い、調理の際に菌を付着させないように工夫を重ねることで、リスクをゼロに近づけることができる」とアドバイスしています。

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食中毒予防のポイント
▽食材に触る前後は、石鹸(洗浄剤)を使ってよく手を洗う。
▽肉や魚を切ったあとのまな板は洗剤で洗い、熱湯や漂白剤で消毒。
▽菜箸は肉や魚と、その他の食材をつかむものとを分ける。
▽野菜は水をためたボウルに入れ、蛇口から水を流しながら洗う。
▽複雑な形のブロッコリーなどは、小房に分けて洗ったり、熱湯で湯がいたりする。
▽冷凍した食品を解凍する際は、常温ではなく電子レンジを使って解凍するか、冷蔵庫内で解凍する。
▽肉や魚介類は中心部まで十分火を通す。冷蔵庫で保存していた料理を食べる際も、再び火にかける。
▽バーベキューの場合、生肉はトングで扱うようにして、焼けた肉や野菜を食べる箸は使わない。
▽浅漬けを作る時は、一度使った調味液ではなく新しいものを使う。作ったものは冷蔵庫で保存する。

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サルモネラや腸管出血性大腸菌の他、食中毒を起こす病原菌の中でも恐れられているのが「ボツリヌス菌」です。
鮨など生で食べるものは大変危険ですが、笹の葉を使用する鱒鮨(マスずし)ではボツリヌス菌による食中毒がこれまで起っていません。
また、クマ笹抽出液には抗菌性試験により、黄色ブドウ球菌や大腸菌を制御する作用があることも確認されています。

バーベキューやお盆などイベントが多くなる夏には、
「食事の前にクマ笹エキス」を忘れずに!
食中毒予防や食べ飲み過ぎによるメタボ対策にもおすすめです!

今日はこんなところで。