TA型ミシンのレストア その5 | オヤジが縫うぞっ!! 2 復活編

オヤジが縫うぞっ!! 2 復活編

ゲイで髭親父好き50代オヤジがレトロミシンで横振り刺繍を頑張るブログです。
過去こちらでブログ書いてたのですが、出戻りでやります。

あれからブラザー君を全バラしました。

同じTA型クロマティ君と部品構成も同じなので、1日で全バラ出来ました。

ネジの固着もありませんでした。レストア直後に落下させて上軸プーリーボキ折れだったらしく
ギアボックス内のグリスも新品そのものでした。

パーツの洗浄錆び取りも殆ど必要無さそうです。
さぁ、クロマティ君の上軸移植させて組み上げるぞ〜〜と思ったら
重大なミスに気付きました。

上軸の直径もそれを通して固定するブッシュの内径、外径ともサイズが違うのです。

上ブラザー
下クロマティ

上軸針棒クランク部

上ブラザー
下クロマティ

右ブラザー
左クロマティ
これは参った、、、、
 

ブラザー側が内径外径とも太いので、ブッシュだけブラザー側使うとして、クロマティ側上軸シャフト使うためには
ブッシュ側に何かシム的なものを挟んで、内径を狭くしないといけません。
一応、モノタロウとかで該当するパーツがないか探しました。ボルト用のスペーサーが合いそうでしたが
購入してみると微妙なサイズ違いで合いませんでした。

上軸の直径が10、4mm
スペーサー 10、2mm


参った、、、今度はスペーサーを加工しないといけない、一応ミスミで特注でぴったりのサイズのスペーサー作れるけど、そこまでしてこいつを復活させる意味がありません。

部品代も高いし。
下手すりゃ中古の同じ完動品のTA型買えてしまう。もう迷走は出来ないっす。
ただでさえケチが付いた阪急ミシンで1ヶ月無駄にしたのに、、、


なので計画を破棄してクロマティ君をそのままレストアして組み上げることにしました。


クロマティ君のボディは年季が入っていて、塗装も剥げかかってます。

なので一手間入れて、再塗装もしてみます。
電動ドライバーにヤスリ系のパーツ装着して塗装剥がしです。

Before

After

これ以上はベッド部分と上側を分離しないと剥がせないです。
ベッド部と上側のボディは下部分でキツくボルト留めされてます。

必殺炙り戦法でボルトを外しました。

分離して全ての塗装剥がしました。
パーツクリーナーぶっかけて脱脂しました。
要所をマスキング、錆止めと下地も兼ねてグレーをスプレーします。

2、3回に分けて重ね塗りしました。

乾燥後黒スプレーで塗装します。これも4回ほど分けて重ね塗りです。


ここ数日梅雨の晴れ間のお陰で塗装だけではスムーズに進みました。


折角なんで新しいデザインでロゴや装飾マークを入れたいと思います。
とりあえず今回はここまで。

梅雨入りして雨が降る前は絶対体調が落ちます。持病の後遺症と低気圧のせいで1日中寝込む生活です。
なので思うように作業が進みません、、、、
低気圧タヒね
持病タヒね


ではでは。