トレードで勝ったり負けたりを繰り返して一喜一憂する意味は？
”過去”の出来事は情報や脳の記憶としてこの世界に存在している事が確認できると思います
”現在”も同様に存在を確認できると思います
では、”未来”はどうでしょう？
過去と現在の延長線上に存在すると考えますか？
私はそうは思えません
じゃあ、どう考えるかと言えば
いずれは、過去と現在の延長線上に現象として現れるであろう様々な可能性です
と、考えます
トレードで勝って喜んだり負けて悔しい思いをするのは当然だと思いますが、出来事と感情を
あまり強く結びつけてしまうと、過去の記憶とリンクしてポジションを持ったその後の未来が
不安になってしまう可能性があります
この内容は、トレードするうえでとても大きな壁になる可能性があると思います
そのへんのメンタルは、100回1000回10000回とトレードをしているうちに慣れる
適当でもトレードを1年2年やってればそのうち慣れる
今は怖いけど落ち着いたらまた頑張る
などなど…と、思っているならば
私は全くの逆効果だと思います
感情的なトレードは、感情と出来事をワンセットに記憶して
何度も繰り返しているうちに脳に刷り込まれてしまい
時にありもしない幻想を作ると考えます
絶対に勝つ
こうなるはずだ
何故か恐怖
などなどです
何故このような幻想が芽生えてしまうかを考えた時に、様々な影響があると思いますが
一つは感情で未来を決めてしまっている可能性があるのかなと思います
未来に起こる出来事は、一つの可能性であって
過去の延長線上に存在するわけではないと思います
可能性として、そうなりやすいというだけだと思います
トレードに限って言えば
自分の感情と値動きは全く関係が無いと思います
なので単純に、可能性に賭けるという事ですね
そうなってくると、確率や資金管理の重要性の意味が分かってくると思います
そして確率を高めるには環境認識シナリオ想定が必須です
そこをしっかりと理解したうえで、トレードをこなしていくのがとてもとてもとても
重要だと思います
そのようなトレードの回数を重ねる事が
トレードのためのメンタルや技術を構築する術だと考えます
今日も頑張っていきましょう！