BRAHMAN tour viraha
w/EGG BRAIN
4月13日 神戸 Harbor Studio

ブラフマンのアルバムvirahaのツアーです。
今回のアルバムは大切な仲間との別れが大きなテーマになってるのかなと思いますね。
前回のアルバムからいろんなバンドマンだったりライブ関係者の訃報が多くありましたよね。
悲しいことではありますが、こうやってアルバムという形に残すことで忘れないことが大切ですね。
そしてコロナであったり、SNSなどネット上での出来事であったり、そんな最近のいろんな出来事や問題についても曲で語られているような気がします。
新アルバムのツアーでいうと神戸はMIDDLEの時は移転前のチキンジョージ、ANTINOMYの時はVARIT、超克の時はウィンターランド、
梵唄の時はは移転後のチキンジョージ、
そして今回はハーバースタジオと毎回変わってるのが面白いですね😀
ハーバースタジオといえばハワイアンでしか来たことなかったのですが、今回は初のハワイアン以外のハーバースタジオ となりました。
まずはエッグから。
SEVENTEENから始まります😆
エッグといえばこの曲って感じでテンション上がります
CROSS~の後MUSIC、これは客と一体になって盛り上がってました
このあたりからフロアの熱も一段と熱くなったと感じました
MCでは「バンドを長くやっていると、こんなことがあるんやな。」とブラフマンのツアーに呼ばれたことを喜んでました。
そして「呼んでくれたブラフマンに感謝、ここにいるみんなにも感謝。」と言って、あと初めてエッグを見た人にも出会えたことに感謝しつつ「出会いの歌、4月の歌。」と言ってやる曲はTHE APRIL SONG
Worldから最後はMETEORで激しく終わりました
セットリスト
SEVENTEEN
CROSS THE SKY
MUSIC
Warning
VITAMIN
THE APRIL SONG
World
METEOR
ブラフマンです。
いつもの登場SEが流れ、コーキ、マコト、ロンヂが登場、そして一曲目順風満帆のイントロでトシロー登場
一気に空気も変わります
次は恒星天
アルバムの曲目が発表になってこのタイトルを見ただけでハイスタの恒さんの曲だよなと思った☆
歌詞で虹色の下舞い踊るとかMOSH UNDER THE RAINBOWのことじゃないのかと思ったりしてたw
そういえばいつだったかキュビズモのライブを十三ファンダンゴで見た時に、このMOSH UNDER~を少しやってたんだけど、この曲で恒さんが辿々しく踊ってたのを思い出した。
こういうこともあったよなと思い出すきっかけになってるんですよね。
ふたつ離れた恒星って難波さんと健さんのことなのかなとか思ったりもしたww
そんな恒星天から「ツアーviraha8か所目、ありがとう神戸、ブラフマン始めます
」と賽の河原
ここでエンジンも最高速になります
そこから春を待つ人、この曲はコロナ禍でのこと、詳しくは忘れてしまったけどコロナ関係での寄付をしたらこの曲をダウンロード出来て聴けるとかでしたよね。
配信ライブでもやってて聴いたののですが、その時からかなりアレンジも変化してたような気がします。
そんなコロナ禍で配信された曲なので歌詞もコロナに関することになってますよね。
今はコロナが終わったとは言えないかもですが、日常を取り戻して楽しくライブが見れるようになって良かったな、当たり前のことが当たり前に出来ることの大切さを噛み締めつつ聴いてました。
そしてcharon、アルバム発売前に配信されてた曲。
FMの番組にトシローが出た時に言ってたのですが、チバさんが書きそうなことを歌詞にしたと言ってました。
思いっ切り歌詞で「世界の終わり」とかありますよねw
その番組でトシローも「シャロンって言う曲もあったし」とcharonがthe Birthdayのシャロンと似てることを言ってたw
歌詞に青い光とあるように照明も後ろから青く照らされて綺麗だったな🔵
そこからすかさずBEYOND、これは間違いなく盛り上がる曲です、さらにおなじみのBASIS
マコトがロンヂの後ろでベースを弾いてたりライブ中のマコトの激しい動き好きとしてはマコトの動きに注目でしたww
曲が終わるとドラムソロからSURVIVOR~へ。
ブラフマンといえば静と動が魅力な曲がありますが、これは激しさと爽やかさ(?)が魅力ですね。
不倶戴天でも激しい中に爽やかさが一部ありましたけどね、MVでもそこの部分はブラフマンらしからぬ爽やかさがありましたがww
緩急のコントラストが魅力でこの曲かなり好みです😀
ライブでは赤と緑の照明が綺麗でした。
ギターソロから始まるSlow Dance、マコトが激しく踊るというか飛び跳ねてるの良かったな。
そしてそのマコトのベースから始まるAce Of~。
ブラフマンのアルバムといえばカバー曲が必ず一曲目入ってるのですが、今回はこのモーターヘッドのカバー。
驚きなのは途中思いっ切り和なテイストになるところ、あるライターさんがトシローのインタビューで「途中阿波踊りになる。」と言ってて笑ってしまったww
でもライブだとここが意外とすごく盛り上がって楽しかったな😀
そして知らぬ存ぜぬ
これは日本語ハードコアのかっこよさ爆発ですね😆
日本語で畳み掛けるところかっこ良すぎです
知ってる人ほど騒ぎ立てない一方で知らないやつほどごちゃごちゃうるさいとSNSやネットで問題になってる誹謗中傷のことを歌ってるのでしょうね。
笛吹かぬはこれまでの激しさからはゆっくりなテンポですが最後のサビとか声が出て盛り上がってました。
そしてここからはおなじみの曲が続きます。
鼎の問、曲途中は赤の照明が照らされて最後はオレンジの照明になってるところ綺麗だった。
WHITE DEEPが終わって次の今夜のイントロが演奏されるところでトシローがしゃべり始めます。
「今日の対バンが意外だとか、なんでEGGBRAINが対バンなのかとか聞かれたそうです。」が自分も意外な対バンだなとは思いました。
ライブで一緒になることはあまりなかっても楽屋には来てたり、エッグが九州のややこしいライブハウス事情に巻き込まれて大変なこととか知ってたみたいです。
そして「いつも貧乏くじを引いてるのも知っていた。」とも言ってたw
そんなエッグですが、前日にドラムのうっちーから連絡が来て「メシでも一緒に行こうっていう誘いかなと思ってたらジムに行こうと誘われた。」と言って、ジムに行くとリングがあって、さらにグローブも置いてあったそうです
そしてもちろん殴り合ったそうです
昔なら友達とよく殴り合ったり、一緒に土手から転げ落ちたりしながら仲良くなっていくという昭和のドラマやアニメのようなことを言ってました。
そして「歳を取ってからでも友達や仲間は出来る。でも素手で殴り合うと捕まるから気をつけて。」と言ってたww
「過去の栄光なんてどうでもいい。30年のキャリアなんて関係ない。大事なのは今ここでどれだけすごいライブをするかということ。すごいライブをここ神戸で今夜…」と言ってやる曲は今夜。
歌詞も神戸と変えたところは嬉しくてテンション上がったな😆
アレンジも変えてたところもあったりで以前の曲も進化していってるなと感じました。
Answerが終わるとMCへ。
ツアー中は朝走るのが日課になってるそうで、出来るだけその土地の名所を見ながら走ってるそうなのですが、神戸の朝は雨だったから特に目的も決めず走ってたらしいです。
あそこを曲がってとか適当に走ってると…みなとの森公園の時計の前に行き着いたらしいです。
「30年前だったか31年前だったか、ブラフマンを始める半年前のことだった。テレビを見たら見たことのない光景が広がっていた。」阪神大震災をテレビで見たのですが、まだブラフマンを始める前でバイトの面接でなかなか受からなくてようやく受かったバイトもしんどかった、そんな中で募金することしか出来なかったと言ってた。
そして目の前にはみなとの森公園の時計、5時46分を指してたまま止まってて震災があったことを伝えていくという時計なのですが、トシローはそこで募金をしてそれで終わりだった、あれから30年経ったらそれを許して貰えるかと考えてたそうです。
だからこそ、ここでこの歌を歌いたいと…。
このツアーはずっとほぼセトリ固定なのですよね。
ロコが対バンだったところはロコがPLACEBOをやったからブラフマンもロコのメンバーとPLACEBOをやったという例外はあるものの。
その固定セトリには入ってないけど、神戸だったらもしかしてやるのかな、どうなのかな⁈と、思ってたんですが…ここでやってくれましたね、満月の夕。
あのMCから満月の夕は泣けます。
こうやって歌うことで震災を忘れないようにしてくれることがなにより大切だと思います。
そんな満月の夕からはチバさんのソロアルバムからのカバー曲。
NHKのSONGSでやってた星の少年。
その番組ではNHKから無茶振りで音源化されてないカバーをやって欲しいと言われてやったと言ってましたがw
そこではチバさんがその曲をライブで歌うことはなかったと言ってました。
それをブラフマンがやる、作った本人の代わりにカバーとしてライブでやることの意味、大きな使命だなと思った。
歌詞がまたチバさんが亡くなられたからこそ泣けてしまうのですよね。
旅立ってしまった人に向けた曲、もしかしたらアベさんへの思いだったりするのかなと思ったりもした。
それがまさかねえ…。
イントロが流れた後「チバー
」って声が何人かからしたは嬉しかったな。
最後の少年からラストWASTE
曲の最後、ギターだけになります。
トシローがステージの左右、そして中央でおじぎをしてステージを去り、マコト、ロンヂもいなくなり、コーキがステージ真ん中へ来てギターを弾きます。
ライブの余韻を楽しむかのようなギターソロかっこ良かったな😀
でも最後にコーキが一人めちゃくちゃ目立ってておいしかったねw
ライブで聴くとアルバムの曲も迫力が増して、ライブでもうすでに育っているなと感じたり、なんといっても神戸で満月の夕が聴けたのも良かったな😀
次は5月のなんばハッチ、さらにこのアルバムの曲がどう進化するのか楽しみにしてます
セットリスト
順風満帆
恒星天
賽の河原
春を待つ人
charon
BEYOND THE MOUNTAIN
BASIS
SURVIVOR'S GUILT
Slow Dance
Ace Of Spades
知らぬ存ぜぬ
笛吹かぬとも踊る
鼎の問
A WHITE DEEP MORNING
今夜
ANSWER FOR...
満月の夕
星の少年
最後の少年
WASTE