プロポーズの話の後。
ふたりでベッドに入って
彼の腕の中で
「なおやさんが好き

大好きだよ」と

 つぶやいた私の言葉に、

彼はやさしく髪を撫でながら 

「俺も…めちゃくちゃ大好き。

 せいか、かわいすぎ、

もうダメだ。

 今日、寝かさせないかも」 

 そう言って彼はベッドの上で

あぐらをかいて、

 「おいで」って両手を広げた。 





 私はちょっと照れながらも、

そっと彼の腕の中へ。 

あぐらの上に座ると、

彼の体温が伝わってくる。

ぎゅっと抱きしめられながら

気持ちのいいキスから

始まった。

とろけそうなキスに

声すら漏れた。





彼は私の服を脱がせて

首すじからどんどん下へ

キスしていった。





今日の彼はなんだか
いつもと違う。 
やさしいのに、少し強引で。 
どこか興奮してるような
そんな空気をまとってた。
 言葉にしなくても、 
「好き」って想いが
びしびし伝わってくる。 
 キスも、抱きしめ方も、
 どこかいつもより熱っぽかった。





彼はいつも
「挿れるよ、いい?」と
私のタイミングを
確認してから挿れてくれる。
「うん」と言って
ぐっと奥まで挿れてから
キスしてくれる。




彼は「せいかの中気持ちいい」と
言いながらたくさん
愛してくれる。
次の日が休みともあって
時間を気にせずにHをした。
彼の体力はバケモノ。
「ごめん、せいかが
かわいすぎて抱き足りない」と
たくさん抱かれた。






3回目が終わって
「なおやさんもう無理…」 
そうつぶやくのがやっとで、
私はそのまま彼の胸に
くずれ落ちた。
 起き上がる力もなくて、
シャワーも浴びずに、 
彼の腕の中で目を閉じた。
 「せいか愛してるよ」と
やさしく私の髪を撫でてくれた。 
 私は夢うつつの中で
「うん」とだけ返して、
 腕枕の中で眠りについた。




たっぷり愛され
心も体も幸せな日だった。