前回の続き。
『もうダメですよ〜
奥さんいるじゃないですか。
だけど本当は
私抱かれたいって思ってる。
キスだけじゃ足りないって。
でもよく考えたら
私は菅原さんの彼女でも
なんでもない。
不倫なんですよね。
好きにならなければ
よかったかな...』
『せいかちゃん、車戻ろう』
そう言って車に乗り
車を走らせた。
彼はずっと黙ったまま。
なにか怒らせてしまったのかな?
車を止めた先はラブホテル。
彼は私の手を握り
部屋に入りました。
そして部屋のドアも
閉まらないうちに
立ったまま私にキスをした。
『待って、待って...私』
『せいかちゃん付き合おう。
なにがあっても
俺が全部責任とるし
守るから。
せいかちゃん好きだ。
だから
好きにならなきゃよかった
なんて言わないでほしい』
と言って私を抱きしめた。
『うん』といい
私は彼をギュッとした。
『せいかちゃん好きだよ。
せいかちゃんのはじめて
俺にちょうだい』
