昨晩、従妹の誕生日のお祝いをする。

お店は新橋のBottega Viola

Bottega Violaは最近新しくお気に入りに追加されたイタリアンで、来月のあたまにある友人の誕生日祝いでもお邪魔することにしている。


その夜も食事はどれもおいしくて、誠実につくられていて、ご主人も奥さんも相変わらず素敵で、Bottega Violaはなんだかやっぱりとてもいい店なのだ。


さて。従妹への今年のバースディプレゼントは秋物のショールにする。

従妹のやさしい雰囲気に似合う、薄いオレンジ色のもの。

予想どおり、そのショールはとても従妹に似合っていて、そうして従妹もとても喜んでくれる。嬉しい。


おいしいものを食べながら、お互いの近況や家族の話をする。

伯母(従妹とは母親どうしが姉妹である)が最近(案の定)、早実の斉藤投手にはまっていること。

私の弟が彼女に買って帰るお土産のこと。

従妹が最近かよいはじめたホットヨガのこと。

そんなことをときに涙ぐむほど大笑いしながらたくさん話す。


従妹との食事はいつもとても楽しい。

私にも彼女にも女のきょうだいがいないし、年齢もわりと近いので、姉妹のようでもあり友だちのようでもあり。



今夜は会社の同僚、先輩と3人でラ・バスティード で食事。


大谷さんの料理は相変わらず素晴らしく、すっかりと堪能する。

今回、特に感服したのはデザートにお願いしたメロンのシャーベット。

メロンよりもメロンの味がするんですよ、と大谷さん。

その言葉どおり、確かにメロンよりもメロンの味がする。


おいしいおいしいとさわいでいたせいか、ぜったいに内緒ですよ、といってその秘密を教えてくださった。

秘密だからここには書くわけにいかないのだけれど、それはなるほど!なんだけれどふつうは思いつかないよね、という方法で。

さすがに大谷さんだよなあ。やっぱりこのひとは料理が大好きなんだなあ。と思う。

こんなにもたくさん料理のことを考えている料理人がいることに、私は今日も感動をする。


最後のプチフールにはフランスの田舎の焼き菓子まで出してくださって、

ナオさんがくるっていってたからさっき焼いておいたんですよ、なんていってくださる。

大谷さん、ありがとう。とても嬉しかったし、おいしかったです。


そんなこんなで楽しくおいしい夜はあっというまに過ぎていき。

気がつけば電車もとうにない時間。

楽しかったし、まあいっか、といいながら、次回は土瓶蒸しを食べにいこうと約束をして、みんなと別れてタクシーに乗る。


ああ今夜もいい夜だ。

なんだか歩きたい気持ちになったので、少し手前でタクシーをおりる。

24時間営業のスーパーで食材を買っい、そこからてくてくと歩いて帰る。


鈴虫やこおろぎが鳴く夜道はすこし肌寒くて

季節がかわりはじめていることを知る。


はてさて明日は少し早起きをしたいから今夜はそろそろ寝ようと思う。

おやすみなさい、よい週末を。