今年も屈辱のドーピング検査を淡々とこなした | メキシコでマイペースにボクシング

メキシコでマイペースにボクシング

メキシコに住んでいます。
日本で気軽に始めたボクシングにハマり、いろいろあって、これも縁なのかボクシング大国メキシコへ転職しました。
確実にわたしの大きな支えになっているボクシングとわたしの記録をシェアさせて下さい。

毎年会社でドーピング検査あるの。


今年は抜き打ちだった。


事前に知らせたら薬抜く人たちがいるから、本来は抜き打ちでやらないと意味ないらしい。


まあ前日ぐらいには知らせてくれてもいいじゃんって思うけどね。


前日に知ったところで抜くの無理でしょう。

日本のボクシング仲間に何気なく「今日ドーピング検査受けてさ」って言ったら。。


「試合出るんですか??」笑!


そうか、そうなるね。


もう試合どころか練習もしてないよ、ボクシング。


でもそうよね、日本じゃドーピング検査なんてオリンピック出場選手か犯罪者ぐらいしか受けないよね。。


オリンピック選手すらランダムよね。


でもメキシコは、少なくともうちの会社は全員受けるよ。

※ここからちょっとシモの生々しい話です。


※※苦手な人はここまで!

↓ ↓ ↓ ↓ ↓


(続き)


しかもトイレの個室に監視員的なスタッフが入ってきてずっと見られる。。


不正防止のため。


抜き打ちだし不正の仕様がないけどね。。


じっと見られるのね。


尿が出てくるところをきちんと見ないといけないらしくて。。


そりゃそうだよね、検査引っかからないためなら何だってやる人いそうだし。


屈辱の数分間。

それでさ、尿をカップに出すだけじゃなくてさ、こういう検査のときってその後カップや手にかかった分を拭いたり洗ったり、同時にシモの部分も拭いたり服装整えたりいろいろせなかんやん。


その時間の方がむしろ気まずい。。


1人だと面倒ながらも自分のペースでやれるし、下半身丸出しのままカップを整えたりも平気だけど。。


人に見られてると、とにかく先に下半身を覆いたいけど、手が汚れたままじゃできないから、、何から優先的にやるべきなのか??と一瞬パニックになる笑。


たぶんこれはドーピング検査あるある。

下半身整える間にちょっとカップを置いとけるような台とかあればいいんだけどそんなのないのよ。


監視員の女性も「カップ持ってるよ?」って言ってくれたりするんだけど、「いや、でも汚いからちょっと待って、拭くわ」みたいなやり取りをせなかんの。


この時間がやだ。。

あとさ、わたしの親友のオネエ。


わたしが終わった後、すぐ入れ替わりで親友のオネエの番だったのね。


「そういえばあんた、こういうときは男性の監視員にお願いするの?それとも女性の監視員にお願いするの?」


って聞いたら。。


「男性に決まってんじゃん」


と言ってきたので厚意のつもりで


「もし女性の方がいいなら言ってあげようか?」


って言ってあげたの。


そしたらヒソヒソ声で「余計なこと言わないで!」って言われたー。


ふーん、そういうもんなのね、勉強になった。


でも男性の監視員じゃ耐え難い屈辱を感じるオネエもいるかもしれないから変に線引きはしちゃいけない。

でも何気に、やっぱりいちばん大変なのは監視員だよな。。


もう何百人と見てて何も感じないのかもしれないけど。


次々と人が用を足すところを見ていないといけないんだから。。