下の子のこともあるので、上の子ではちょっと申し訳ないところもあるのですが、試金石的な学習の進め方してます

(まあ、浜学園嫌といったのが本人ですけどね)

算数特化させている理由は、将来役立ちそうというのもあるのですが、理解系の算数が塾の付加価値一番つきそうな科目と思っていて、「じゃあ、塾行かなかったら本当に成績下がるの?やり方次第じゃないの?」って思いがあり、そこら辺の検証も兼ねてます。

今のところ、四谷大塚のテスト受けた感じでは下がってません、というか、算数は浜学園時代よりは上がって、南女のラインは超えてます。

 

目的は、塾の価値ってどこにあったのかという疑問の解像度を高めることです

何でもかんでも塾に放り込んでうまくいくとは全く思っていなくて、どっちかというと、家でできないことを特定して、塾にアウトソーシングするという思考でうまく選択することが重要と思ってます。

 

 

・仮説1:中学受験はレベルが高いことをやっているのだから、プロの塾の先生でないと教えられない。独学で勉強できない。

→ この仮説は結構怪しいと思います。中学受験の場合、小学生が発信するのが難しいから、この言説がまかり通っているのではないかと思います。また、仮に真だとしても、それは、御三家・筑駒・灘やそれに準ずる最難関校の話で、愛知ではどこまで当てはまるのか気になってます。ブログを見ていると実際に独学でも難関校合格している方もいますよね・・・。

また、浜学園に通わせていた時も、成績が伸びたのは決まって、夏休みや冬休みに浜学園の講習会にいかないで、家でできてないところ特定して復習させたときなんですよね・・・この経験から、実は授業自体にはそこまで特別なのはないのではと思ってます。

また、仮説1がそうだとしても、それならオンライン講義だけでいい。

 

・仮説2:独学だとペースメーカがなく、だらける。競争環境が築けない。

→ 私が一番価値があるであろうと思っているところです。これが理由だと、必要最低限で独学の割合を増やすのも方向性としてでてきます。ただ、デメリットとして、通塾疲れや理解が不十分でも塾のペースに引きずられて非効率になりがちという問題があります。この問題をスパイラル学習という表現でごまかしている気もするんですよね。

あと、この効果はあるとはいえ、その一方で、塾通っている人がペースメーカとなって、ちゃんと勉強で来ていて、成績が上がっているかというと必ずしもそうではないという現実もあります。

となると、ここら辺も、ちゃんと掘り下げていかないと、塾通っても期待した結果にならなかったという問題になります。

 

・仮説3:同じ競争環境の生徒と仲良くなって切磋琢磨する

→ これ実はかなり期待したのですが、そんな関係は築けずに終わりました。結論は子供とか環境によるという感じでしょうか(運任せ)。そもそも浜学園女子少ない。南山女子の合格者数と愛知県の教室数考えると、S以上って女子は大規模教室をのぞけば、かなり少ないんじゃないかな・・・。

 

・仮説4:入試情報に常に触れ、意識が高まる

→ これも期待したのですが、ほとんど学校案内の展開もなかったです。

 

・仮説5:講師は実はたいした価値なくて、テキストに価値がある

→ これは感じてます。正直ですね、娘がいた教室の某科目の先生、余り頼りにならなかったんですよねえ・・・自信なさげですし。どうしても小規模校っていい先生割り当てられないと思うんですよ。私が経営者だったら絶対灘に合格する可能性が高い生徒がいる校舎に全力でいい講師を割り当てますよね(浜学園は先生が複数地域を見ている)。

テキストは、その点、どこも共通ですから価値があると思います。また、ペースメーカとしても機能します。予習シリーズで独学で合格してる家庭があるのも、やっぱり、テキストが優れているからでしょう。

ただ、この仮説の比重が高いとなると、メルカリで買えばよくない?ってなるんですよね。ちなみに、浜学園のテキストは、一通り買っちゃいました。

 

今のところは、仮説2の強制力高まるところに価値があると思っていて、ここら辺をいかに作っていくかがうちの過程の課題ですね・・・。

ただ、仮説2なら、そこに大金払うのかああという気もします

 

まあ、色々と書きましたが、

 

塾行こうが、いかまいが、子供が勉強できる家庭環境作りが大事という感じですかね・・・