結構前の記事ですが、「秘伝の算数」が気に入っているので著者の本を調べていたら、以下の記事が見つかりました

 

「自ら進んで勉強する子は300人に1、2人」らしいです

 

 

 

「学塾に通う子供たちは、同年代の小学生と比べれば基礎学力も学習意欲も高いはずです。それでも「自ら進んで勉強する子」なんて、6年生でも1割程度。個人面談ではほとんどの保護者から「親の言うことは聞かないので、先生から厳しく言ってください」と懇願されます。彼らはまだ幼いので、私たちの言葉には耳を傾け、宿題もそれなりにやってきます。しかし、中学受験を終えた後も、「この子ならちゃんと自分で勉強するだろう」と確信できる教え子は、1学年300人の中で1人か2人でしょう。」

 

「自ら進んで勉強する子」なんて、6年生でも1割程度というのはそうだろうなという気もします。

中学受験を終えた後も、「この子ならちゃんと自分で勉強するだろう」と確信できる教え子は、1学年300人の中で1人か2人」は自分で勉強の定義がかなり高見の領域の気もするけど、大学とかでも見ていても、真面目に学習しているなという人は、1割切っていて、100人近くいて、授業外のことまで主体的に調べて学んでいる学生は、特に指示されない限りは、ほぼ皆無に近い印象です。

 

また、合格後に鉄緑会が人気なのも、何らかの外圧がないとやらないということを親が知っているからかもしれません。

 

中高一貫でも、高校から入ってくる層は、中位~上位の階層ぐらいを占め、中学組は下層と上澄み層を占めるという現象はよく聞きます。

入試という目的でやっている層はそこそこいると思いますが、その目的がなくなって学んでいる人って結構少ない気がします。

 

こういう記事を見ると、長い人生ですから、中長期で学ぶ動機というのをいかに育成するかは本当に大事だと思います。

 

そういうことを教えてくれる塾ってなかなかないのと、困ったことに進学実績上げるためには、そういう楽しさを殺して効率化には知らないといけないところもあって、受験の功罪かなとも思ったりします。