上辺でなく本質を視よ |   荒野に呼ばわる声

  荒野に呼ばわる声

      耳を澄ませば聞こえてくる
                 
                   南山 遥

 上辺でなく本質を視よ

 

 今日の正午のニュースでG6がハマスに対して、イスラエルの自衛権の支持と民間人の保護と拉致被害者の帰還を求める共同声明を出した。

 

 G6? なぜ日本は共同声明に参加しなかったのか?

 M官房長官の答えは、六か国は自国民に拉致被害者がいるからだ。つまり日本人は拉致されていないからだ、というのだ。

 これまでG6は北朝鮮の拉致問題で支援してきたではないか。

 

 だから北朝鮮に拉致された自国民を救出できないのだ。

 北朝鮮に足元をみられ、なめられているのだ。

 はなはだしいお門違いの外交だ。下級外交だ!

 前々首相の「自由で開かれたインド太平洋」という言葉がお好きな現首相は、ダブルスタンダードの外交を展開しているのか!

大好きな「法の支配」の理念は、どこに行ったのか?

 

 上辺でなく、物事の本質を視よ!

 世界から笑われる政府になってしまう。

 いや、すでに笑われているだろう。 日本領海を侵犯され、日本領土に踏み込まれ、多くの一般の日本国民が、ついこの間、拉致されたばかりだ。

 断腸の思いだが、

これでは北朝鮮の拉致被害者は戻ってこれない。

                  南山 遥

 「もろもろの国民は自分の作った穴に陥り、

  隠し設けた網に自分の足を捕らえられる。

  主(神)はみずからを知らせ、さばきを行なわれた。

  悪しき者は自分の手で作ったわなに捕らえられる」

            旧約聖書・詩篇9篇