2024年2月10日(土)

 

 

 

 

昨日の疲れが残っている身体をむくりと起こして、空っぽだと知っているのにも関わらず冷蔵庫を開ける。

 

 

(あ、そうだ。買い出しに行かなきゃだ。。あ、でも、お届け物が午前中に来るから、宅配を待たないといけないのか…。仕方ない。インスタントの生みそ汁わかめでも飲もう。)

 

 

毎日欠かせない存在で、短時間で電力を食らうケトルにスイッチを入れる。

 

 

起きて鏡を見ると、前日の夜にボブヘアの髪の毛を乾かしたのに、朝になると、とんでもなく爆発しているのは、日常茶判事だ。

 

 

(あぁ、、今日は人に会うから、髪の毛濡らさなきゃ、、。)

 

 

わたしの髪の毛は、おさまりいい時もあれば、爆発する時があって、この違いは一体何なんだろうか。といつも思うのだが、結局謎を解き明かさず結果に応じて処置を施し、そのまま受け身のごとく過ごしている。

ドライヤーで髪の毛を乾かし終わると、宅配からのインターホンを聞くために両耳に補聴器を身に付けた。

 

補聴器をしていないと、インターホンに気が付かないので、本当は家にいるのに不在通知が入っていることもよくある。今でこそメールで配達通知があるため、あらかじめ身構えることはできるが、わたしが受け取る日時を設定していても、結局時間を忘れてしまったら、もう終わりだ。再配達確定(笑)本当は、ぴかぴか光るやつとか付けるといいんだろうけど、面倒くさくてもういいや。状態にしてしまっている。

 

ちなみに、勘の良い配達員だと、ドアをノックしてくれることがあり、わたし自身が玄関の近くにいれば、奇跡的に気が付くことがある。

 

宅配を待っている間に、洗濯機を回すことにした。昨日の疲れが抜けていないからか、やけにボーっとしてしまう。何もする気になれない。(´-ω-`)。0〇

 

お湯で溶かしたみそ汁をズズッと最後まで飲みきり、時計に目をやると、10時15分を回っていた。

 

(今日の宅配はちょっと遅めかなぁ。掃除機かけたいけど、インターホンの音聞こえなかったら嫌だしなぁ。明日でいいか。。)

 

これは例えば病院でいつ自分の名前を呼ばれるか、落ち着くことができない感覚と少し似ている。

 

「ピンポ~ン」

 

佐川急便色に染まった元気なお兄さんから宅配を受け取ると、やっと食材の買い出しのために家を出た。一歩一歩足取りの重さを感じながら、どんより階段を降りると、1階に住んでいるおばさんがベンチに座っていた。彼女とは、何度か会釈を繰り返し、先日降った雪の翌日に初めて短い会話をしたことで、少し距離が近づいたのを感じている。

 

「おはようございますー」

 

挨拶したおばさんは心なしか嬉しそうな顔に見える。わたしはぺこりと会釈をして、ゆっくりノロノロと自転車に乗った。

 

(あぁ、今日の天気は、まずまずかな。)

 

自転車に乗っている時、人ってどんな思考を巡らしているのだろう?あーでもない、こーでもない。と考えているのだろうか。そう思いながら、すれ違ったおっさんの顔をこっそりと横目に見ながら、ノロノロとペダルを漕いでいく。

 

スーパーに着いて出入り口に向かうと、でこぼこした地面に対して老人からクレームが入ったのか、カラーコーンとコーンバーが立ちはだかっている。この状況は、いつまで続くのだろうか。と思いながら、空いている隙間をかいくぐるのがお決まりの行動だ。

 

食材の買い出しをしていると、わたしの中でブームになっているものが分かる。以前は、鶏むね肉の唐揚げを作っていたのに、今度は白菜入りの豆腐ハンバーグを作るのが定番のようだ。パンコーナーに来ると、横に店員さんがやってきた。

 

 

「エビフライの試食はどうですか~?」

 

「あ、ありがとうございます。」

 

 

紙コップを受け取り、半分に切られたエビフライを食べると、少しだけエネルギーチャージになったのを感じた。お口の中の細胞が喜んでいる。

 

今日はどうしても喫茶店気分を味わいたい。ホットサンドを作るために、8枚入りの食パンとチーズ、ハムを買い物かごに入れた。

 

一時は、スマホを片手に値段を打って計算して予算を調整していたが、いつの間にか止めてしまい、ついには自分の感覚に戻してしまった。

 

(あぁ、そうだ。)

 

思い出したかのように最後、大きめのイチゴがたくさん並んでいる中、小さめのイチゴを選んで買い物かごに入れた。

 

お会計を済ませると、少し眠気を感じた。

 

(あぁ、もうだるい。(´-ω-`))

 

エネルギッシュではない自分を感じながら、持参したバックに食材たちを詰め込み、スーパー内にいる営業マンからのティッシュを受け取らず、家に帰った。

 

 

家に着くなり、イチゴを食べながら食材たちを冷蔵庫に入れる。

 

(ホットサンドを作るぞ~)

 

ホットメーカーを取り出し、食パンにケチャップを塗って、ハムとチーズをのせて、腕力で閉じる。3分の砂時計を逆さまにすると、温かい飲み物を飲むために、また電力を食らうケトルの出番だ。

 

(ん…(´-ω-`)!?)

 

ここでわたしはある異変に気が付いた。

 

 

 

(買ったはずの、キャラメルカフェラテがない!!)

 

 

 

思い返せば、エコバッグに入れてきた記憶もない。

 

 

 

(そうだ、、買い物かごから、外に出してそのまま置いてきちゃったんだ!)

 

ガーン・・・・(;・∀・)

 

 

 

そう、実は喫茶店気分を味わうべく、大好きなキャラメルカフェラテの粉末も購入していたのだ。ホットメーカーもセッティングしちゃったし、ケトルもスイッチ入れたのに、なんということだ!!

 

 

スーパーの電話番号を検索して、問い合わせた。

 

「あ、届いてますよ~」

 

「あぁ、すみません。受け取りに行きます。」

 

(お~ぃい。またスーパーに行くのかよ~。(´Д`))

 

 

(笑)

 

 

こうした時に、いつも思うのが、

 

「また出やがった!!!」

 

ということだ。正直スーパーに置き忘れることはあまりないのだが、今回のように極度の疲れがあったり、女性特有のバイオリズムの影響でネジが一本取れて、とにかく抜け具合がパネェのだ。つまり、毎月のように一度は何かをやらかす。

 

 

時計に目をやると12時40分。

ダンスのレッスンが迫っていたため、仕方なくレッスン後に受け取りに行くことにした。

 

 

 

実はここで、直接的ではないのだが、トラブルシーンを見ることになった。

 

 

スーパーは、十字路交差点に面している。信号を渡って駐輪場に自転車を置くと、交差点の方から怒鳴り声が聞こえてきたのだ。なんだろうか?と目をやると、十字路交差点には一台の青い小型車が止まっていて、マウンテンバイクに乗ったおっさんの元に頭に血を登らせたおじさんが叫んでいたのだ。

 

 

(えぇ。なに?わたしが渡った後すぐにトラブってるじゃん(*_*;こえぇ)

 

 

十字路交差点の真ん中ではないにしても、歩道者が渡るラインの内側で揉めているので、周りの自動車は進めないし、クラクションを鳴らす人もいた。中には動画を撮っているママもいた。

 

(この数秒間に一体何が起こったんだろうか?)

 

わたしは困惑したまま、スーパーに入り、キャラメルカフェラテの箱を受け取った。スーパーを出ても状況は悪化していて、他の運転手さんが「揉めるのはいいけど、隅っこでやってください。車を隅に動かしてください。」と声をかけても、おじさんは「そんなのできないね!」と反論してさらにヒートアップしていた。おじさんは、おっさんにものすごく怒鳴っているけど、かすかにふるえているようで、多分何かに恐れているようにも見えた。対するおっさんは、反抗する感じではなく興奮したおじさんに何を言ってもダメだろうと悟っているのか、冷静にただ黙り込んでいた。見事に対極的だ。

 

わたしが去ろうとする頃には、見ていたお兄さんが仲裁に入ってくれていた。ただ、ただ、その帰り道は車が渋滞になっていく様を見届けるしかなかったのだが、、少しでも早くおさまることを祈って、その場を後にした。

 

 

 

いやぁ、、人のトラブルシーンって、

 

心苦しく、胸が痛むし、凄まじいなぁ。。

 

自分は少しでも機嫌よく過ごして、穏やかな日常に感謝しよう。

 

 

 

そんなこんなで、キャラメルカフェラテは夕方になって飲みましたとさ。

ゆっくり休みます~(*´ω`*)**

 

 

 

 

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