【茨城】水戸東照宮 | 遙か縁の土地巡り~史跡めぐり~

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もともと寺社仏閣を訪れるのは好きでしたが、ここ最近は、源平時代および幕末史跡を集中して巡っています♪

調べたところ,水戸東照宮なるものがあるということで,向かってみました。

が。

この階段の前に,心が折れそう(笑)

結構急ですねえ…。結構段数がありますねえ…。

でも上らないとたどり着けませんので,ひーふー言いながら上りました。

その先にあったのは――。

さすが「東照宮」……。

日光東照宮に負けず劣らず…きらびやか~キラキラ

 

水戸東照宮は,1621年に水戸藩主の徳川頼房公が家康公を祀ったのが始まりとのこと。
昔の社殿は国宝だったようですが,太平洋戦争で焼失してしまい,戦後に再建されました。
が,東日本大震災で被災し,その後復旧したようです。

 

社殿の中もすごかった…。

 

 

1つ1つが精巧でまるで美術館にいるかのよう。

 

そんな境内にあった大砲…。

現代になったから作られたものかと思ったら,飾ってあるものは復元されたものらしいですが,もともとは江戸時代に作られたようですね。
江戸時代末期に,藩主徳川斉昭が作らせたとのこと。
町を歩いているときに反射炉の案内板があって,水戸にもあるんだ…と思ったのですけれど,それで作らせたようです。ほら,幕末って異国船が現れていますからねえ…。それでなんでしょうね。

 

手水は龍さんでした。


境内にあった立派な燈籠。
家康公の33回忌に頼房公が奉納した燈籠だそうです。
境内には2つありました。

こんなものも。

これ,移動式茶室…。

同じく境内にあった「安神車」という戦車に着想を得て作られた現代アートだそうです。

実際に動くのかな~。実際にお茶をこの中でたてたのかな~。

「安神車」はこれ。

江戸時代に作られたものですが,実際に使われたことはなかったようです。

日本最古の鉄製戦車だそうで。

よく戦火を逃れてここまで残りましたよね。

 

御朱印もいただきました。

帰りは別のところから出たのですが,その階段はこちら。

行きに上ってきた階段とは明らかに異なる段数。

――こっちの方が楽ではないかああああああ!!!