安土城だけでもうへとへとになったのですけれど,せっかくなので安土の街を歩きます。

少し離れた場所から見た安土山。

あそこ,上ったのか,私…。がんばった,私…!!!

 

安土城からとりあえず駅を目指します。

途中に寄れるところは寄ってみようと立ち寄ったのがこちら。

「安土神学校(セミナリヨ)」の跡です。ここは,日本で初めてのキリスト教の学校の跡(推定)なんだそうで。

今は公園となっています。

信長は仏教勢力には厳しかったですが,キリスト教は庇護していましたよね(私の知識は中学校の歴史レベルで止まっていますよー)。

公園にあった説明書きにあったんですが,衣服は特徴にやたらと「青」が出てきたんですよね。青の着物,青の木綿,青の衣服…私,キリスト教にはまったくもって詳しくないんですが,「青」って意味があるのかな?

公園からは,安土山も見えました。ってことは,安土城も見えたんだろうな。

そのまま駅へ。駅前には信長の像があります。

ちなみに駅前にあった和菓子屋さんのフルーツ大福が,お値段手ごろ・大きさ手ごろで且つ,おいしゅうございました。種類がたくさんあって,どれにすようか迷ったけれど。

 

さーて。とっても疲れていたのでこのままホテルに行くことも可能だったんですが,ここまで来たら…せっかくなんだから…まだがんばれるよね,と自分に言い聞かせて,さらに歩きます。

ふと,地図を見ると「景清道」とありました。

どこかで聞いた名前だよなあ…山口の秋吉台に行ったときに訪れた「景清洞」を,ふと思い出しました。

平家の武将で,その洞に潜んでいたという伝説が残っているんです。たまたま知って友人と訪れたんですが,一般的な観光客が訪れる秋芳洞と異なりなかなかスリリングな場所でした。真っ暗&長靴履いて入らないとびしょびしょになる愉快な場所でしてね…。

――まさか同一人物じゃないよね。はははははー。

とりあえず,写真撮っておくか,くらいの気持ちでパシャリ。

調べてみても,平家の武将だった伊藤景清なる人物が平家復興を祈願するために,京に行くときに通った道と言われているそうな…。

「伊藤景清」で調べると,「平景清」とも出てくるから同一人物…なの…か???????

確証は持てないまま,とりあえず浄厳院という寺院へ向かいました。

駅からは少し歩きます。

駅から向かうと,たどり着くのはここ。裏門ですわな汗

織田信長が創建した浄土宗の寺院なんだそうです。

境内には立派な鐘楼やら本堂やらがあります。

本堂のお賽銭箱には…

楼門もミゴト。

訪れている人は,お墓参りの方くらいで,観光客は私のみ。

お寺の方のお姿もなかったし,寺務所の場所もわからなかったので,御朱印は断念。ま,これもご縁ですからね。

帰りは楼門から出て,そのまま次の目的地へ。

向かったのは,「佐佐貴神社」という神社です。

昔,「沙沙貴郷」「佐々木庄」と呼ばれた土地のようでして,「宇多源氏佐々木発祥地」とのこと。宇多源氏・佐佐木源氏・近江源氏のご先祖を祀っている神社で,縁のある方たちが信仰している神社だそうです。
つまりは全国の佐々木さん縁の神社ってことでしょうか。(おおざっぱ)

私は佐々木さんでも何でもないですが,参拝しました。

境内には大きな大きな「なんじゃもんじゃの木」がありました。

存在感がハンパない。

ここでは御朱印をいただけました。

月替わりのようです。今月はなんじゃもんじゃの花が描かれていました。

これでもう満足したので,駅まで戻り,駅前にある安土町郭資料館へと最後に立ち寄りました。

小さな資料館ですが,安土に関する資料が見られます。

安土城の模型も。

愉快なものもいろいろ売っていて,思わず買いあさりそうになりましたが,ふと我に返ってやめました(笑)

いかんいかん…。

1枚だけ記念に買いました。

はー,もう疲れた,もう歩けない…。

これ以上はむーりーとなったので,ホテルの最寄り駅に降りると,最初に目についたお店へ入りました。

おいしいものが食べたい。せっかくだから奮発して近江牛を食べたい!(でもものすごーく高いのはいいや…)
というわけで,頼んだのがこちら。

「牛丼重」。お値段2000円。

近江名物の赤蒟蒻を使っています。

――うまっ爆  笑

何これ,すごくおいしい!

こんにゃくも牛肉もごはんもおいしい。何よりおつゆがおいしい。

最高においしい。久々に心の底から「おいしい」と思うものに出会った,という感じ。

3日間の旅の中で一番おいしかったと断言できます。

お酒はあまり飲まない人間ですが,せっかくなのでびわこ梅酒なるものも頼んでみました。

ブランデーが入っているんですって。

これもおいしかったー。

駅前にある「八千代」さんというお店ですが,いやはや…素晴らしかった…!

比較的すいていた…というより,私以外お客さんが1組しかいなかったので,すぐにお料理も出てきましたし。

――もう1食くらいここで食べてもよかったなあ…なんていまだに思います。初日においしいものを食べすぎた笑い泣き

 

1日目はこれにて終了!

京都の時と異なり,夜間拝観なんぞございませんので,さっさとホテルにチェックインして買ってきたデザートのフルーツ大福をつまんで,早々にばたんきゅーでございましたよ!

――25000歩くらいは歩いていますからね…。