✴︎内藤飛鳥の生き方、いつも心に念じる言魂。
【己を責めて 人を責むるな】
私、奥歯が四本ありません。
耐え忍んで来て噛み砕いてしまいました。
誰にも甘えられない。
誰にも弱音を吐けない。
誰も頼れない。自分すら信じない。
私の10年譜です。
神すら信じて居ない為に、
神社仏閣の御利益も私には効果が全くありません。
事実、神札、数珠、聖書、御本尊、仏像。
やたら貰いますが即可燃ゴミです。
信仰心の無い人間にとっては彫刻も単なる木の塊なのです。
私、主人が亡くなって、再婚話が来た時に真っ先に子供が欲しいと言われました。
私は異父兄弟を作って愛情分散させない為に、
避妊手術をして自ら石女になりました。
子供が居ないから夫婦として成り立たないと考えていた口です。
今でも独身を貫いている理由が、最愛の人間を傷付けない。そんな理由からです。
でも先祖を辿ると、内藤姫は松平広忠の側室、
つまり現代で言うところの愛人なんですよね。
清廉潔白な性格をしているせいか、
非嫡出子に対して偏見の目を持っていました。
子供を産めない女は不完全であり、
石女は不良品とまで思っていました。
その考え方を見直す様になったのは、
実は最近の事なのです。
愛人稼業も然り、女の色気でのし上がる人間を心の底から気持ち悪く思い、
侮蔑する自分がいます。
そんな私に、生活の為に仕方無く仕事してるかもしれないだろ?と。
惚れている男性に叱られました。
成る程、考えた事が無かったです。
経営手腕が無ければ一寸先は闇。
女を売り物にしている人間を今でも軽蔑しています。
それは恐らく、男性社会に紅一点で居場所が無く、毅然として居ないと直様脚元を掬われる為に倒れる事を許されなかった私には理解が出来ない世界。
当然受け入れられ無い訳です。
自己解析しました。
私の根底には、独りで男の様に我武者羅に働き、
誰にも甘えられず、耐え忍んで来た我慢が、
実は自分の首を締め付けていた事実を。
内藤信成の母親は内藤姫。
内藤信成の父親は徳川家康の父親、
つまり松平広忠なのです。
写真分かりますでしょうか、