IAEA核セキュリティ国際会議2016 | Sheila∞River 最果てへの旅路を君の夢とともに・・・。

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インターナショナルディレクター

内藤 飛鳥

今月12月2日から4日まで薗浦健太郎外務副大臣は
「紛争地における文化遺産保護のための国際会議」に出席するためアラブ首長国連邦のアブダビを、
4日から6日まで「IAEA核セキュリティ国際会議」に出席するためオーストリアのウィーンを訪問なさいました。

「紛争地における文化遺産保護のための国際会議」では、
海外の文化遺産の保護・修復支援に力を入れてきた我が国を代表し、薗浦副大臣から、
我が国の文化遺産分野における国際貢献について発言しています。

「IAEA核セキュリティ国際会議」では、
国際的な核セキュリティ強化において中心的役割を果たす国際原子力機関(IAEA)を支持するとともに、我が国が引き続き核セキュリティ強化に向けた取組で世界をリードしていく姿勢を積極的に発信していきます。

紛争地における文化遺産保護のための国際会に向けて。

(1)概要

 G7伊勢志摩サミット・サイドイベント「テロと文化財」において提唱された、テロリストによる文化財破壊や不正取引を防止する取組の一環としてフランスとアラブ首長国連邦がアブダビにおいて開催するもの。

フランスからはオランド大統領、
アラブ首長国連邦からはムハンマド・アブダビ皇太子が出席。

✴︎目的
 
危機に瀕する遺産保護のためのグローバル基金立ち上げ。

紛争地における文化財緊急避難先国際ネットワークの構築。

✴︎IAEA核セキュリティ国際会議とは?

IAEAが3年毎に開催する核セキュリティに関する閣僚会議。

本年3月の米国核セキュリティ・サミットにて、
国際的な核セキュリティの取組でIAEAが中心的役割を果たすことを確認したことを踏まえて開催されました。

議長はユン韓国外相。
米国からはモニーツ・エネルギー長官が出席。

・IAEA本部 (オーストリア ウィーン)
・団体種類 国際機関
・設立 1957年
・所在地 オーストリア ウィーン

Wagramer Strasse 5, A-1400 Vienna, Austria

・主要人物 日本の旗天野之弥(事務局長)
・活動内容 原子力技術の平和的利用の促進、軍事転用の監視・防止

☆国際原子力機関☆

International Atomic Energy Agency
(IAEA)

http://www.iaea.org/

*IAEA加盟国 (2009年4月1日)
  加盟国

  ・承認国*(トーゴ、ルワンダ、カーボベルデ、パプアニューギニア)
  ・脱退国(北朝鮮)
  ・非加盟国
  ・地域(台湾、西サハラ)

*Approved states : IAEA総会ですでに加盟が承認されていて、必要な手続きさえ取れば加盟国になれる状態。

*ノーベル賞受賞者ノーベル賞
・受賞年:2005年
・受賞部門:ノーベル平和賞
・受賞理由:原子力エネルギーの平和的利用に対する貢献
・国際原子力機関
International Atomic Energy Agency
略称:IAEA国際連合傘下の自治機関です。

本部はオーストリアのウィーンにあります。

またトロントと東京の2ヶ所に地域事務所と、ニューヨークとジュネーヴに連絡室があります。

写真一枚目
オーストリア大使閣下御夫妻。
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写真2枚目
薗浦健太郎外務副大臣。
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写真3枚目
国際原子力機関の旗。
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写真4枚目
国際原子力機関 事務局長
天野 之弥様。
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国際原子力機関(IAEA)は、原子力の平和利用について科学的、技術的協力を進める世界の中心的フォーラムです。

IAEAは1957年、国連傘下の自治機関として設置されました。

本部はオーストリアのウィーンに置かれています。
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〜IAEA東京地域事務所・所長
ディヴィス ハート氏からのメッセージ〜

IAEA事務所は1984年5月、当初「IAEA東京事務所」として、日本とIAEAの保障措置協定の実施促進を主な目的に設置されました。
その後1989年12月に、地域全体でIAEAを代表するという役割の拡大を受け、
「東京地域事務所(TRO)」へと改称されました。

事務所の主な機能は以下のとおりです。

日本国内でIAEAを代表する拠点としての役割を果たします。

日本政府担当者や国の関係機関との迅速な連絡を確保します。

定期的査察をスムーズに行えるよう、駐在・派遣査察官を支援するとともに、日本その他の地域諸国での抜き打ち的査察や、査察開始間際のスケジュール変更に対応します。
保障措置関連の査察に必要な技術的、事務的作業を効果的に遂行できるよう、作業事務所を提供します。
保障措置に関連する各種機材の保守と修理を行える施設を備えた保管・輸送拠点を提供します。
 
六ヶ所再処理工場オンサイト分析所(OSL)で日常的業務を行う駐在分析官を提供します。

東京地域事務所とウィーン本部のIAEA査察官は、原子力規制庁保障措置室のカウンターパートと密接に協力し、もっとも効果的かつ効率的に保障措置を遂行しています。

お問い合わせ先

国際原子力機関(IAEA)東京地域事務所
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〒102-0072
東京都千代田区飯田橋1-5-9 精文館ビル9F
Tel:03-3234-7186 / Fax:03-3234-7214
http://www.iaea.org[別窓](本部/英語)