一年を振り返って | 南砺市長 田中幹夫(Mikio Tanaka) ちょっと一息!

南砺市長 田中幹夫(Mikio Tanaka) ちょっと一息!

      日々の想い、活動を書き込みます。

大晦日。
昨日から休みを頂き、毎年恒例の日を過ごしてます。
餅つき(お鏡15個 のし餅、アンコ餅)
今年は息子の祝いで紅白のお鏡も。
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今年もいろいろありました。
昨年暮から地方創生ということで取り組みをはじめ、1月22日には官邸にて地域再生計画の認定を首相から頂きました。
3月14日には半世紀の念願「北陸新幹線金沢開業」以降我々の首都圏への足も変わりました。
長期人口ビジョン・総合戦略と公共施設総合管理計画の策定。短時間で濃い議論でした。
2060年の人口30、000人 貢献人口5,000人を確実にキープするためにまずはH27年から31年まで5年間の事業を纏めた「南砺市幸せなまちづくり創生総合戦略」92事業34億円の計画を。
2045年後の財政シミュレーションの上で公共施設の管理、あり方の計画「公共施設総合管理計画」と共に9月議会に提出。
我が事として30年後、45年後の南砺市のまちづくりのために。
子や孫に負担をかけないために「今やらなければならないコト」を議論を深めた記念すべき一年でもあった。

そして今年は「白川郷・五箇山世界遺産」登録20周年記念の年。
白川村との連携事業やシンポジウム、記念式典なども。
世界遺産の保全と活用を考えるきっかけとなった。

また、夏には利賀で活動する劇団SCOTの40周年記念の演劇祭の開催。
25回目を迎えるスキヤキ・ミーツ・ザ・ワールド
第7回井波国際木彫刻キャンプが4年ぶりに開催された。
福光美術館も常設展示館の増設リニューアルも。
芸術文化創造都市なんとの強みを発信した都市でもあった。

初めて新日本経済サミットのパネラーを務めたり、高野山での森里川海シンポジウムや酒田市のローカルサミットへの参加。
南砺市が進める「エコビレッジ構想」をさらに深めた一年でもあった。
今、私たちがやらなくてはならない環境保全やエネルギーの問題。
日本の国土全体を考えた地方連携など南砺市の取り組みを全国の地方都市へアピールする一年でもあった。

シンガポールへのプロモーション事業や松村謙三先生の顕彰会中国訪問団として北京の中日友好協会を訪問したり海外へも出向いた。

私の仕事は市民の皆さんの幸福度、満足度、南砺市の価値を高めること。
南砺市からもっと広い意味で環境やまちづくりを発信ししていくこと。
この目標に向かって走った一年だった。

南砺市にはまだまだ大きな課題が沢山ある。
その課題をみえる化し、議論し、確実に課題解決へ向けて方向性を示し、丁寧に説明して進めていきたい。
今年はそういう意味では見える化の年。
これから来年はさらに一歩進めて行きたい。
輝かしい南砺市の未来のために。

今年一年お会いした皆さん。お世話になりました。そしてありがとうございました。
来年もよろしくお願いいたします。
よいお年をお迎えください。
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