人間というのは、常に成長可能です。。。30年前に読んだ本、ONE UP ON THE STREETという本、本当に貴重な株式投資の指南書です。。。

 

株価が上がる快感、そして、大きく下がる恐怖。。。常に、株式市場では、投資家のマネーという鉄砲を撃ちあって、勝負してるわけで、運悪く、鉄砲の玉が尽きて、株式市場が撤退する人もいれば、鉄砲の玉が、100発、撃ったら、3年後に、1万発に大化けして戻ってくる市場でもあります。。。

 

通常、私の周りの知人に声をかけても、株式投資を行っている同士は、10人いれば、一人か二人だけで、ほとんどの場合、株式投資は、多くの日本人にとって、未知との遭遇です。。。

 

一方、こいういう世界があるのも事実です。。。最近思うのは、普通の中国人の金銭感覚と投資を真剣に考える国民性には、敬意を表します。。。結局、日本株の恩恵を受ける人は、人種、性別に関係なく、投資をしたか、しなかったか。。。の二者択一の選択なんですね。

 

 

 

町工場に立ちはだかる“金利上昇”の壁…

「城南信用金庫」川本恭治理事長

長きにわたり低迷を続けてきた日本経済が、今、大きな転換点を迎えている。そんな時代の変わり目で、しわ寄せを受けるのが、中小・零細企業だ。 3月25日。「帝国データバンク」(東京・港区)では、日銀のマイナス金利解除を受けて会議が開かれていた。「帝国データバンク」が9万社の企業データをもとに独自の分析を行うと、今後、借入金利が1%上昇しただけで「7%もの企業が赤字に陥る」との結果が。 そんな中小・零細企業を取引先に持つ信金大手「城南信用金庫」(東京・品川区)も、大きな危機感を抱いていた。 本来、貸出金利の上昇は金融機関にとってプラスになるはずだが、借り手の多くが中小・零細企業の城南信金にとっては、頭が痛いことでもある。 川本恭治理事長は「原材料やエネルギーが高騰していくのに、思うように、その分の価格転嫁ができないことで、利幅が縮小している。そんな中、金利も上がる情勢になってきた。今までの数倍、お客様に寄り添って役に立たないといけない」と話す。

「立昌製作所」菊池章浩さん

4月上旬、東京・大田区。ここに、金利上昇に立ち向かう町工場がある。 1958年創業「立昌製作所」の菊池章浩さんは、1000分の1ミリの加工技術を持つスゴ腕。高い技術力で長きにわたり、人命に直結する交通インフラの部品を作ってきたが、売り上げは年々減り続け、直近の年商は1300万円ほど

 

 

日本というのは、このような中小企業が無数にあり、元来、こういう中小企業は、金利が高い時代に、淘汰され、潰れます。そして、強い企業だけが生き残っていくのが、生物界の摂理、自然の摂理でもあります。今、金利が上がり、物価があがり、光熱費、原材料が、上がり、街中のラーメン屋、パン屋さんが、どんどん、倒産しているとのことです。。。つまり、パン屋さんも、ラーメン屋さんも、デフレ30年時代だったから商売が成り立っていた訳ですね。これからのインフレ時代には、淘汰されます。。。なぜならば、価格決定力を、自ら持っていないからです。。。本来なら、2000円のラーメンでも経営が成り立つレベルにしないといけませんが、普通の経営者は、それで諦めて、自ら店を畳みます。。。

 

私は、モノ作りがいいとか、悪いとか、否定も肯定もしません。。。日本人全員が、給与も上がらず、貧しい30年となったのは、このような中小企業が、潰れないような保護する政策が長年存在し、いいと思って保護してきたからです。。。さて、これからのインフレの時代、さらに、コロナで、身の丈以上の借金を背負った、飲食業のオーナー、厳しい時代が待っています。。。

 

物価高、インフレ、円安は、簡単には、方向は、変わりません。。。日本の経済力が弱くなり、競争力が弱くなり、若者の能力が、他国の若者に勝てない限り、日本は、どんどん、貧しくなるかと想定します。。。これからが、格差が本当に開く時代と思います。。。一方、アメリカは、70年代、80年代、国内の製造業が他国との競争に敗れて、ボロボロになり、そこから、製造業ではなく、金融業、ハイテク産業、サービス業、マイクロソフトや、アップルなど、皆、80年代に誕生し、今、世界を凌駕する存在になっています。

 

30年前に読んだ本と、30代で経験した5年間の資産運用の仕事で学んだ基礎知識など、今、振り返れば、この年になっても役立っています。。。幸いにも、ほぼ、1銘柄、自分でベストと思う銘柄で自己のお金を運用してきた結果、5カ月で、1100万以上の利益が生まれました。。。

 

これは、本当に有難いことですが、株式市場に資金を投入することは、真剣な勝負ことです。。勝つか、負けるか。。。ではなく、偶然でもなく、上がる株を見つけ、その上昇に乗っかることで鉄則です。。。ウーレンバフェットのような才能がなくても、ある程度、株式投資の鉄則を守りながら、自己のお金を増やすことは、可能であるということですね。。。

 

10銘柄に分散投資しても、普通は、10銘柄、おなじようには、上昇しません。。。しかしながら、上がる株を見つければ、リスクをコントロールしながら、売買で回転を聞かせて、高値で売って、安値で買い戻すと、考えられないようなリターンが生まれることになります。。。さて、2024年は、この1銘柄で、どこまで稼げるか、挑戦し甲斐のある投資です。。。