ナンヴヒロコ実験室の室長、ナンヴです。
自分は毒親育ちなんだと知って、そこから卒業しようとする過程に、どうしても
親に支配されることを選んでいる自分
を見ることになります。
て言うか、それしか知らなかったんですけどね。
例えば、親から電話が来た時。
仕事が終わって、友人たちと集まっている中で来てしまったら。
私だったら、席を外して出ます。
何故なら誰かが亡くなったとかいう知らせかもしれないからです。
また、話したいのに話せなかった母の気持ちを思うと、とても苦しかった、というのはもちろん大きいのですが。
ですが、それこそ、集まっていた友人の電話が鳴ったんですけど、友人は
「あ、お父さんだ。…今は、いっかあ!」
と、スルーしたんですね。
衝撃中の衝撃でした。
(シカに農作物食い荒らされた以上の衝撃)
親からの電話に出なくていいの!?
出なかった罪悪感で、気もそぞろにならないの!?
ていうか、「今は良いか」と出ないなんて選択肢があったんだ!!!
これは、私の視野を広くしました。
毒親育ちを卒業したら、こんな風に電話も無視出来るのではないだろうか。
親のことをいつも気にしないでいられるようになるんじゃないだろうか。
そういうモデルの一つを見ました。
毒親さんは大抵「普通」という狭い思い込みを持っていて、それを子どもに押し付ける傾向があります。
うちの母は、父の事業を手伝ってもいましたが、「女性は昼間家にいるもの」という思い込みが抜けないようです。
だから、早く私に再婚して欲しいっぽいです。
(というか、結婚したらともかく安泰と思っているっぽい。謎すぎる)
なので、フリーランスになって、私がいつでも電話に出られることに安心しているようです。
それもあって母の電話を、最近ではほぼ無視しませんが、どうしても出ないと!!みたいな脅迫観念はなくなりました。
私が選んで、出たいので出ています。
実家に帰ると、みずから選んで、気を遣いまくります。
電話もその一環です。
同じ、「親からの電話に、基本はすぐ出る」でも、
自分で選んでいるか、
支配されてやっているか、
自分の負担が全然違います。
自分の我慢が全然違います。
人との違いに驚くことも多いかもしれませんが、気づいたら、ゆるめていってあげましょう。
今ね、インスタとTwitterの方で先に進んでる「リアロマ前哨戦」でも予期せずそんな話書いてるんですよ。
どう終わらせるか、楽しみ。
毒親を今では実験対象と思っているしね 笑
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やっぱり一人だと、視野が狭いからさ。
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世界は、一歩踏み出したひとの
味方ですよ
ナンヴヒロコでした♡