「俺みたいになるな」 9浪で早稲田の方からの珠玉の提言 | 南洲翁塾

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おじゃったもんせー、南洲翁塾です。

 

最近、大雨で外に出づらい休日に、大手メディアに書かれたこのようなインパクトの強い記事を拝見しました。

オレみたいになるな!9浪で早大合格の男が説く、大手塾に活路を求めて「しくじる多浪生」の末路 (msn.com)

 

本記事は「大手の塾に通っていたけどいまいち学力が伸びず九浪していた」というある男性からの金言です。話をまとめると、

・「とりあえず大手に」大手塾に行ったが学力が伸びなかった。

・見栄をはって自分のレベルよりも高いレベルの授業を受けてしまってまったく理解できず無駄だった。

・大手の講師は「基礎が大事」とは言わない

・マンツーマン指導は有効。

「偏差値が50台で停滞している人は、基礎的な勉強法・思考法や、課題のこなし方などが身についていないケースが往々にしてある。そうした受験生は、「1対多数」の講義形式を取る大手よりも、そもそもの勉強の仕方からマンツーマンで教えてくれるところの方が、学力も伸びる。」

・ただし個別指導ならなんでもいいというわけではない。以下は要注意

  ●過激な広告をしているところは要注意

  ●広告宣伝費にお金を使っているために講師の質は低いから(授業料は高いのに)

というものでした。

 

メディアのいうことが必ずしも正しいとは私は思いませんし、正しいと言い切ることもできないですが、今回のこちらの記事についてはおおむね正しいと賛成でき、納得させられました。

 

一点あげるのであれば、本文では、大手塾にいる講師が「高い目標を掲げるのは大事だけど、受験は急がば回れだから、レベルを落として基礎からやった方がいいよ」と正しいことをわざわざいわない、と書いていますが、私は少なくとも基礎の充実を徹底し、基礎の抜け漏れを徹底して指摘します。けむたがられるかもしれませんが、必要なことです。

 

 私はマンツーの指導歴が非常に長いですが、その経験からいっても、基本的に生徒さんの学力を向上させる上で障害となっているのは(私はこれらを中高時代の恩師に倣い、ファンダメンタルと呼んでいますが)

・基礎的な勉強法

・思考法

・課題のこなし方

・そして基礎・基本

がきちんと身についていないことにつきます。これは偏差値50台ところか60以上でもそうです。実際、私が学生時代に学んできた先生方もおっしゃっていましたが、ファンダメンタルができていれば、赤本があればどこでも自分ひとりで合格できます。基本事項に欠陥があると学習が自己完結できないのです。

 

 私自身も生徒さんに学習指導しているかたわら、現在武道を学習中ですが、毎回の指導で、「ここの基本部分が甘かったな」「ここの理解がゆるいな」と毎回、先生方に指摘してもらいながら、反省しては修正する、の繰り返しです。私よりも稽古が先に進んでいる方たちも「僕はここがまだできていないんですよね」とさらに細かい部分の修正を重ねているのを見ますが、実感としては技の向上が進めば進むほど、基本的な動きや心構えへの重要性の認識がしっかりしているように思います。

 

このことは「ファンダメンタルが重要」という根本原理は学業だけでなく、何かを修得すること、全般に共通していることを示唆しているように思います。また、これが南洲翁塾が学習方法に変な癖がついていない時期の指導、つまり「最初の受験(中学受験か高校受験)」での指導開始をお勧めする理由でもあります。

 

 学習するならちゃんとした先生のもと、盤石の基礎を築きましょう☆

 

 なかなか、集団塾では伸びない、広告が強みの個別指導の先生では伸びないと思った方は、お早目に南洲翁塾へ☆

 

大切な夏を無駄にしない、なら南洲翁塾☆

 

【本日の名言】

坂本龍馬の西郷評(勝海舟により伝承される)評される人も評される人なら、評する人も評する人なり

「西郷というやつは、わからぬやつでした。釣り鐘に例えると、小さく打てば小さく響き、大きく打てば大きく響く・・・」。