面接…緊張します!


実は来月、昇格試験の面接があります。

「どう伝えればいいんだろう?」
そう悩んでいる中で、手に取った一冊がありました。

藤村正宏さんの 『圧倒的!伝えるチカラ』 です。

 

15年以上前に出版された本ですが、
「伝わらなければ、存在しない」
という考え方は、今の時代だからこそ刺さる内容でした。

 

 

あらすじ(ネタバレなし)

人気マーケッターである著者が、
「選ばれるプレゼン」とは何かを
具体例とともに教えてくれる一冊です。

話し方だけでなく、
・何を目的に
・誰に
・どう伝えるか
という“考え方”が学べます。

 


心に残った言葉

・1.誰が相手か?(ターゲット)

 2.目的は何か?(意図)

 3.伝えるべき情報は何か?(意図)

 それを明確にして、シナリオを構築し、準備することが必要です。

 (P36)


・伝わるプレゼンテーションには、練習が不可欠です。

 リハーサルです。リハーサルもしないで、

 見事なプレゼンができると思っていたら、

 大間違いです。

 (P89)

 


読んでみた感想

私は人前で話すのが本当に苦手です。
緊張すると頭が真っ白になり、
「何を言っているのか分からない…」
そんな経験を何度もしてきました。

 

でもこの本を読んで、
堂々と話せる人たちも、
ただ才能があるわけではなく、
「圧倒的に練習しているだけ」
なのだと気づきました。

 

また、プレゼンは
自分の言いたいことを言う場ではなく、
相手にとっての「利益」を伝えるもの。


聞き手を敵だと思わず、
仲間だと捉えるだけで、
気持ちがずいぶん楽になりました。

 


こんな人におすすめ

✔ プレゼンが苦手な人
✔ 話しても伝わらないと感じている人
✔ 仕事で「選ばれる側」になりたい人

 

来月の面接も、
緊張しないわけではありません。
でも、「プロとして準備する」
それだけは、しっかりやろうと思います。

 

話すのが苦手な方、
面接やプレゼンを控えている方にこそ
読んでほしい一冊です。

 

なんかいつもと違う本を読みたい!

単調な毎日に、
ちょっとだけ刺激が欲しくなる時ってありませんか?

そんな気分のときにおすすめしたい一冊が、

原田マハさんの 『黒い絵』 です。

 

ただし、この一冊。

「原田マハさんの作品だ!」
と思って手に取ると、
いい意味で裏切られるかもしれません。

これまでの作品とは、
かなりテイストが違います。

 

 

 

あらすじ(ネタバレなし)

禁断の書。
アートの世界の闇にうごめく、秘め事とは――。

禁じられた遊び、
爛れたエロス、
閃く殺意。

 

封印を解かれたのは、
著者初のノワール短編集

 

嗜虐と背徳によって
黒く塗りこめられた、
全6編を収録した衝撃作です。

 

深海魚

いじめに遭う高校生・真央。
彼女が安息を得られるのは、真っ暗な押入れの中だけだった。

 

楽園の破片

不倫関係を清算した直後、
講演のため急行列車に乗る女性が向き合う“楽園”とは。

 

日本美術史を学ぶ大学院生の「私」は、家庭を持つ教授の助手。
奈良・室生寺への旅で、曖昧だった関係が露わになっていく。

 

キアーラ

フレスコ画修復師としてイタリアで生きてきた亜季。
大地震をきっかけに、封じていた記憶と向き合うことになる。

 

オフィーリア

わたくしは、絵の中に囚われた存在。
日本に渡ってきた名画が目撃した、残酷で静かな復讐の物語。

 

向日葵奇譚

ゴッホを題材にした脚本を書き上げた直後、
脚本家のもとに届いた一枚の奇妙な写真が、現実を歪ませていく。

 


この本を読んだきっかけ

原田マハさんの作品を
これからもっと読んでいきたいと思っていた時に、

タイトル
「黒い絵」
という言葉に強く惹かれ、手に取りました。

 


心に残った言葉

・対極にある現実があってこそ、楽園は楽園たりうるのです。

 (P63 楽園の破片より)

・未曽有の大事件を「チャンス」と言ったのは、

 (P110 キアーラ)


・娘が死なずにすむ、たったひとつの方法を彼は心得ていたのですから。

 それはすなわち、絵にすること。

 絵の中に閉じ込め、永遠を生きさせること。

(P186 オフィーリア)

 

・誰でもそうだと思うけど、鏡の中の自分って、

 いちばん自分が見たい顔を作ってるんじゃないかな。

 だから、ふいに撮られた写真って、

 なんかこれ自分じゃないって思うことがある……

 (P205 向日葵奇譚)

 


読んでみた感想

原田マハさんの作品は何冊か読んできましたが、
この『黒い絵』は
まったく違う一面を見たような作品でした。

 

「本当に原田マハさんが書いたの?」と思うほど、
ダークで、刺激的で、容赦がない。

正直、いつもの作品が好きな方には
少し刺激が強すぎるかもしれません(笑)

 

ただ――
読み進めるうちに、登場するアート作品を
実際に見たくてたまらなくなる

 

私もスマホで画像検索をしながら、
頭の中でイメージを膨らませて読みました。

 

短編集ですが、どの作品も濃厚で、
ラストは想像の外へ連れていかれます。

 


こんな人におすすめ

✔ アート×物語が好きな人
✔じわじわ重く、考えさせられる話が好きな人
✔ 「人間の怖さ」を描くサスペンスが読みたい人

 

「ゾッ」とするような
人間心理がぎっしり詰まった一冊です。

 

心が温かくなるような純愛…。

週末に、
ゆっくり本を読みたい時に
おすすめしたい一冊があります。

 

村上春樹さん
スプートニクの恋人 です。

初恋って、こんなんだったっけ…。

すっかり忘れていた感情を
思い出させてくれる一冊でした(笑)

 

 

 

あらすじ(ネタバレなし)

22歳の春、
すみれは生まれて初めて恋に落ちた。

 

それは、
広大な平原をまっすぐ突き進む
竜巻のような激しい恋。

 

行く手にあるものをなぎ倒し、
理不尽に引きちぎり、
完膚なきまでに叩きつぶしていく——。

 

とても奇妙で、
この世のものとは思えない
ラブ・ストーリーです。

 


この本を読んだきっかけ

村上春樹さんの作品の中で、
特に人気のある一冊を読んでみたい
と思ったのがきっかけでした。

 


心に残った言葉

・我々の不完全な人生には、

 むだなことだっていくぶん必要なのだ。

 もし不完全な人生からすべてのむだが消えてしまったら、

 それは不完全ですらなくなってしまう。

 (P6)

・「最初からああだこうだとものごとを決めつけずに、

 状況に応じて素直に耳を澄ませること、

 心と頭をいつもオープンにしておくこと」

 (P65)

・どうして書かずにはいられないのか?

 その理由ははっきりしている。

 何かについて考えるためには、

 ひとまずその何かを文章にしてみる必要があるからだ。

 (P198)

 

・「大事なのは、他人の頭で考えられた大きなことより、

 自分の頭で考えた小さなことだ」

 (P247)

 


読んでみた感想

主人公「僕」の
頭の良さや鋭さ、
そしてすみれへの愛の大きさが
とても自然に伝わってくる作品でした。

 

特に印象に残っているのは、
すみれが真夜中の4時前に電話をかけてきて、
難しい質問をする場面。

 

それに対して、
ちゃんと電話に出て、
すみれにも分かるように
丁寧に答えてあげるところが好きでした。

 

この小説に登場する人物たちは、
みんなとても素直です。

 

また、この作品は
かなり想像の余地が残されていて、
読む人によって
さまざまな解釈ができます。

 

作中の
「理解というものは、常に誤解の総体に過ぎない」
という言葉の通り、
そもそも作品に
“正解”を求めるものではないのかもしれません。

 

昔は、
結論がはっきりしない
村上春樹さんの作品が
少し苦手でした。

 

でも今は、
自分なりに考えて、
感じたまま楽しめばいいのだと
思えるようになりました。

 

 


こんな人におすすめ

✔ 心が温かくなる話を読みたい人
✔ 村上春樹さんが好きな人
✔ 静かな恋愛小説が好きな人

 

村上春樹さんの
言葉ひとつひとつが、
静かに心に刺さります。

週末に、
少しだけ立ち止まって
本と向き合いたい時に。

 

ぜひ、手に取ってみてほしい一冊です💛