今日は、私が感じたことと、現状、事実を中心にしたいと思います。

 

ウィーズさんの管理人さんが仰ったこと。

行政の言うバリアフリーとは駅周辺のみだ。

北区東大成町のバス通りもなんとかしてほしい。

 

この現状について考えてみたいと思います。

 

さいたま市はバリアフリーよりも一歩踏み込んでユニバーサルデザインを進めています。

 

では、その取り組みを進めている部署はどこでしょうか?

 

「都市戦略本部の都市経営戦略部」ということで、障害福祉部局ではありません。

 

まちづくり事業に着手する前に、もっと、障害者たちの声を聞いてくれればいいのに・・・。

 

例えばですけど、障害者用駐車スペースの表示についてですが、こんな状態です。

 

これは、全ての障害者のことを指す障害者のための国際シンボルマークです。

 

それなのに、こんな誤用があります。

 

後ろの壁に貼ってあるものを拡大してみると・・・

「身障者専用」とあります。

 

こんなのもありますが、また後ろの壁に何か貼ってあります。

 

近付いてみると、「身障者専用駐車場」と同じ誤用。

 

以上の駐車スペースについては、「身障者」と言ってるだけ、まだまし。

 

こんな誤用もあります。

 

車椅子専用駐車場・・・。

 

上から見ると障害者のための国際シンボルマーク・・・。

 

このマークは、車椅子に乗ってる人に見えますが、障害者のための国際シンボルマークということは紛れもない事実です。

 

ウィーズさんの管理人さん、今月25日にバリアフリー専門部会があるそうです。

 

できれば「まずは、公共機関の障害者のための国際シンボルマークの誤用は是正するべき」と発言してくださると嬉しいです。

 

以上のとおり、さいたま市はユニバーサルデザインの前に、市内全域のバリアフリーを実施して欲しいと思います。

私は今、私用で石川県金沢市にいます。

 

金沢駅周辺のバリアフリーの整備状況は、残念ながらさいたま市には及びません。

 

ただ、金沢市の方々の心はとても温かいんです。

 

詳しくは書ききれませんが、金沢市の方々は何も言わずに、障害者の私を助けてくれたことが何度もありました。

 

さいたま市では感じたことがないほどの感激でした。

 

あふれる涙が流れ落ちるのを抑えるのが大変でした。

 

金沢市の心のバリアフリーに、さいたま市は遠く及ばないと感じました。

 

であれば、せめて、物理的なバリアフリーくらいは市内全域で整備して欲しいものです。